スポンサーリンク
ウールリッチ「アークティックパーカ」の着こなしは?本気で考えてみる。
2018/11/13
僕が至高のダウンジャケット、ウールリッチ「アークティックパーカ」を購入してから3回目の冬を迎えます。
なんとなく着ていても、高級感がありそれなりに様になるのですが、そろそろ本格的に着こなしたいなと思うようになり、ガチでコーディネートについて考えてみます。
スポンサーリンク
「アークティックパーカ」を世の人々は、どのように着こなしているのか調査
下の表は、僕がファッションコーディネートサイトWEARにて、「#アークティックパーカー」と検索し、メンズで抽出条件を指定した時の情報をもとに作成したものです。(ちなみに、ARCTIC PARKAはカタカナで表記すると、アークティックパーカとなっていることが多いですが、WEARの検索ではパーカではほとんどヒットしないため、アークティック"パーカー"と検索しています。)
2018年10月25日現在、上に書いた条件で検索して表示されるコーディネート件数は、63件でした。
その中から同一投稿者によるほぼ同じコーディネートや、アークティックパーカではなさそうなコーディネートを僕の判断で省いた件数が41件。この41件を上の表にまとめています(解像度が悪くスミマセン)。
枠で囲ってあるのは、上下のコーディネートが確認できたもの、パンツ単体のものは、アークティックパーカのファスナーが閉まっていて、インナーが確認できなかったものです。、
ここから読み取れることとして、まず赤色のアークティックパーカは着こなしが難しくハードルが高いということと、ブラックが一番人気であるということです。
アークティックパーカに限らず、冬のダウンやコートのチョイスは大半が黒系ですよね。電車の中などを見渡しても真っ黒のことが多い気がします。ネイビー、グリーン(カーキ系)、ベージュという合わせやすいカラーについても、結構人気がありそうです。
さて、コーディネート面で考えると、全体的にインナーは無地のシャツ、ニット、Tシャツが中心でカラーはモノトーンが多め。
ただブラックのアークティックパーカについては、インナーにカラーを持ってくることも多いようです。真冬になるとファスナーを閉めて着ることも多いので、首元や袖口からちらりとカラーシャツなどが覗くとおしゃれなのかもしれませんね。
ボトムスについては、ジーンズとチノ系のベーシックなものがよさそうです。柄パンツはこの表に無いことからも想像できますが、確かに合わなさそう。ショートパンツ&レギンススタイルは1人見かけましたが、スポーティな感じがして悪くないですね。
僕のアークティックパーカに合う「着こなし」を考える
僕が所有しているのはダークネイビーというカラーです。室内で見る限りはほとんど黒のように見えるのですが、光が当たるとやや緑がかって見え、大人っぽい印象を受ける色味です。
上の表からネイビー、グリーンを抜き出した下記の表を参考にすると、僕の持っているカラーに合いそうなコーディネートは、カラーとしては白のトップス、ネイビーのパンツが有力だと思います。トップスの種類はTシャツまたはニット、ボトムスはデニムかチノといった感じでしょうか。
やはり人気のある合わせ方は、きわめてベーシックな印象。ウールリッチのアークティックパーカはかなりボリュームがあるため、インナーやボトムをすっきりさせないと、野暮ったいイメージを与えてしまう可能性がありそうです。
ダウンジャケットの「着こなし」の基本を押さえる
ファッション系サイトで、ダウンジャケットの着こなしについても基本を押さえておきます。
トップス、ボトムスともにベーシックなものであれば何を着ても合いそうです。一つ注意点があるとすれば、「サイズ感」。
着ぶくれ感を減らすために、ダウンジャケット自体は当然のことながら、インナーやボトムスについても体にフィットするサイズを選択すべきです。普段はネット通販で洋服を買うことも多い僕ですが、さすがにアークティックパーカについては、リアル店舗でしっかりフィッティングして購入しました。
金額的にも大きな買い物ですし、何より長く付き合っていきたいアイテムなので、小さな妥協が後々大きな不満にならないよう、購入前にはしっかりと試着しましょう。店員さんにシルエットを見てもらってアドバイスをもらうことも大事ですね。
また、WEARやインスタを見わたして感じるのは、細身のパンツのコーディネートがほとんどであるということです。アークティックパーカは、高い防寒性を誇るヘヴィーアウターなので、当然ボリュームがあります。上半身が重い分、足元かけてはシャープにしていくのがセオリー。ワイドシルエットのパンツはあまり締まりがないように見えるため、個人的にはおすすめしませんね。
・上下ともにモノトーンを中心にシンプルなデザインにする
・パンツはスリムなシルエットにする
手持ちアイテムでいろいろなコーディネートを試してみる
Case 1.白シャツ、チノ系パンツでベーシックに
世間のコーディネートの傾向を参考に、白シャツとベージュのクライミングパンツでベーシックになるよう意識しました。
本来ならばもう少しタイト感のあるシルエットになるパンツだと思いますが、僕が細すぎることもあり、膝あたりにしわができてしまいました。色のバランスは悪くないと思いますが、アークティックパーカの上質さはいまいち活かしきれていない感じ。
細身な僕は、ダウンジャケットを着ると「着られている感」が出ることがありがちです。ただ改めて写真を撮ってみて思いましたが、アークティックパーカは意外とシルエットがスリム。これなら着られてる感に悩まされることもなさそうです。
Case 2.あえてセオリーを外してみる
シンプルとは真逆の柄シャツ、そしてワイドパンツ。冬らしいチェック柄のネルシャツなどであればけっこうハマりそうですが、今回着てみたのはおよそ冬とは無縁の派手めの柄シャツです。ワイドパンツは割と薄めの生地で、かなりゆったりとしています。
なんだかんだ言いつつ様になるのではないか、という期待もあったのですが、個人的にはこの系統の柄シャツ、ワイドパンツともに合わせとしてはナシですね。ボリュームが出すぎるのと、全体的なまとまりが無くなってしまいます。
Case 3.デニム風シャツで、シンプルな中にも少し個性を出す
シンプルながらも少しだけどこかに個性を入れたいという方は、何か色味のあるシャツを着ると良いかもしれません。僕の場合はカラーがダークネイビーなので、デニム風のシャツとデニムパンツを着ることで、同色系でまとめることができます。
基本的にデニム風のトップスは春のイメージだとは思いますが、ダウンのインナーとしての使い方もフレッシュで悪くはない気がします。
Case 4.本命の白Tシャツ&デニムコーデ
世間で人気のコーディネートやファッション系サイトで調査した結果、僕がおすすめするのは、やはりシンプルスタイル。中でも白Tシャツとスリムストレートのデニムを合わせるコーディネートは鉄板だと思います。僕のダークネイビーだけでなく全カラーに合わせることができ、しっかりとアークティックパーカを主役にすることができます。
内側のベージュの生地が見えた際のバランスも非常に良いですよね。一つのコーディネートの中にカラーが多すぎるとごちゃっとした印象になりますが、白Tのおかげでまとまりを保つことができています。タウンユースでも違和感のないコーデになっているのではないでしょうか。
Case 5.ボタンを閉めてかっちりと
最後はボタンを閉めた着こなしを。フロントのボタンが際立ち、上質な雰囲気を漂わせます。いろいろと着こなしのパターンはあると思いますが、結局のところ僕は、このボタン閉めのスタイルこそがアークティックパーカの真髄なのではないかと思っています。
いつもは身の丈にあったプロダクトを好んでいる僕が、少し背伸びをして購入したアークティックパーカ。他のアイテムを見せず、アークティックパーカだけが際立つこの着こなしが、僕にはあっているのかもしれません。防寒性もフルに活かせますしね。
まとめ
ダウンジャケットでありながら、洗練されたデザインで上質感があるウーツリッチのアークティックパーカ。
着こなしのパターンは、野暮ったいデザインのダウンより多いと思います。そんな中でいくつかのパターンを考えてみましたが、最終的に僕がおすすめするのは二つ。
一つ目は「白Tシャツ&細身のデニム」。これは非常にシンプルで清潔感のあるスタイルです。存在感のあるファー、ネイビーグリーンの生地、白のインナーのバランスが良く、内側のベージュがチラ見えした時のコントラストもいい感じ。
Tシャツにすることでスポーティな雰囲気も出て、スニーカーと合わせるのも良さそうです。
二つ目は「ボタンを全部閉めて着る」です。アークティックパーカの上品さと高級感をがっつりと見せる着こなし。インナーに悩む必要もないですし、真冬はその防寒性をフルに活かせます。
共通して言えることは、シンプルさを意識しシルエットに注意する。そしてアークティックパーカを主役とする。
これが僕の結論です。
関連: はじめての購入レビューはこちら
最新記事 by ぽてと (全て見る)
- 炎天下の為の高コスパ素材「SHELTECH」のアパレルをレビュー - 2024.6.22
- 2023年のベストバイ(ぽてと) - 2024.1.8
- この春夏はHOKA「HOPARA」を履いてアクティブに過ごす - 2023.3.21
- 2022年のベストバイ!7選(ぽてと) - 2022.12.25
- ニューバランスのミュールタイプ「M2002RM」 - 2022.10.4
スポンサーリンク