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Culture

カルチャー日記 10月号!伝記や音楽、ギター、そしてマジック。

2017/10/08

こんにちは。
Culintoのmagiyamaです。

もう10月ですね。最近カルチャー日記を毎月書いていますが、どうしても先月分を記事にまとめようとすると次の月に入ってからになってしまいます・・・10月に入ってるのに9月号って違和感がありますよね。あるブログの月刊記事も次の月のナンバーに変えていました。

僕もどこかのタイミングで変えたいと思っていたので、今回から10月号にしたいと思います。

雑誌や月刊コミックがなぜ発売月ではなく次月のナンバーにしているのか何となく分かる気がします。例えば雑誌『POPEYE』は9月10日発売ですが、9月号ではなく10月号です。やっぱり人は新しいものに惹かれるので、出版社も情報も常に新しく見えるように工夫してるんですね。特にトレンドに敏感な雑誌だとなおさら。

前置きが長くなりましたが、9月に摂取したカルチャーを紹介したいと思います。

あまり映像作品を見ることができませんでしたが、その分の時間を読書やその他の趣味に当てることができました。

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『風の男』白洲次郎

雑誌を読んでいると、ふと『初めてジーンズを履いた日本人』というコラムを見つけました。

そこで初めて白洲次郎の存在を知りました。

昭和史における重要な人物とのことですが、恥ずかしながら僕は知りませんでした。日本史を勉強したいと常日頃から考えていましたので、この機会に伝記本『風の男 白洲次郎』を読んでみました。

白洲次郎さん、かっこよすぎ

この本を読みながら、そう呟かないではいられません。中学時代は、外国車を乗り回し、20代でロンドンに留学(本人曰く島流し)。戻ってから英字新聞の記者、外資系商社の取締役、日本水産の取締役を経験します。商談で英国に行く機会が多く、1年に日本にいるのは4ヶ月ほど。

戦時中は、戦況悪化や食糧危機に陥ることを予測し、地方に疎開して農業に勤しんでいました。そして、白州さんは自分のことを「カントリージェントルマン」と呼ぶ。地方に住んで、中央の政治に常に目を光らせ、いざというときは中央に出て政治家たちの姿勢を正すことを決めたのです。「農家」×「ジェントルマン」というあまり結びつかない考え方が面白いですね。

相手が誰であれ、まずは自分の意見をぶつける人です。本質をついた発言をズバズバと放っていきます。留学経験があると、「西洋の文化や価値観は素晴らしい。それに比べて日本は・・・」と盲目的に優劣をつけてしまいがちです。

しかし、西洋に媚びることなく、例えGHQに対しても英語で強く意見を主張し、戦後マッカーサーにも怒鳴りつけたことがあったそうです。自分が日本人だから〜、欧米人だから〜とか国に関係なく、客観的に自分の物差しで物事の良し悪しを判断しているところに感銘を受けました。彼こそ、まさに真の国際人ですね。

最後に姿勢を正してくれる言葉。

人に好かれようと思って仕事をするな。むしろ半分の人間に積極的に嫌われるように努力しないと、ちゃんとした仕事はできねえぞ

スティーブ・ジョブズ(学習まんが人物館)

小学館の学習まんが人物館シリーズ。

図書館のキッズコーナーで見つけ、面白そうなので読んでみました。子ども向けですが、侮るなかれ。漫画でIT関連の用語なども分かりやすく説明されているので、すんなり頭に入ってきます。

歴史や伝記とかって漫画や映画で視覚的に学んだ方が頭に残りやすいんですよね。

白州次郎でも感じましたが、決してブレない信念って大事だと思いました。自分の正しいことを信じ、間違っていることがあれば容赦なく切り捨てていく。そりゃ、それを面白くないと思う人が出てくるのは当たり前ですよね。事実、彼は自分の起業したアップルから結果的に辞めさせられてしまいます。そこから、自ら新しい会社を起業、そして最終的にアップルのCEOに戻ってくるのですが。しかし、その揺るぎない姿勢こそが「プレゼンの天才」たらしめる要素であり、多くの人を惹きつけて離さないカリスマ性でもあるのかなと思います。

これをきっかけに色んな偉人の伝記を読みたくなってしまいました。偉人たちの共通点を見つけるのも面白いですね。

Beck 新曲『Up All Night』

9月は英国が生んだレジェンド『Beck』が緊急来日を発表し、話題になりましたね。

そして、新曲『Up All Night』も現在iTunes Storeで購入可能です。ラジオで初めて聴いて、なんてキャッチーでポップな曲なんだと思っていたらBeckでした。いつのまにかハマってしまい、早速購入してヘビロテしています。

Beckにしては結構ポップ要素が強いのですが、深夜に聴くとハイになれる名曲です。新作アルバム『Colors』が今月発売予定ですが、この曲を聴く限り前作の『Morning Phase』よりもポップなアルバムになりそうな予感ですね。

来日公演のチケットの一般販売は既に開始しています。気になる方は是非!ゲストてしてコーネリアスの出演が決定しました。武道館公演のみですがわそちらも楽しみですね。僕も武道館公演に参加予定です。

きのこ帝国のバンドスコア

ついに『きのこ帝国』のバンドスコアが発売されました。今まで彼らのスコアは全く市場に出回っていなくて、今回初めての販売となります。

6〜7年前から聞いている大好きなアーティストでずっと演奏してみたいと思っていました。

先週、趣味でやっているバンド仲間で1冊購入して、一生懸命練習しています。スコアに書いてあるコードを鳴らす度に「おお、あの音だ」と感動しています。

僕はギターパートを練習していますが、下手くそなので完コピまでの道のりは長そうです。長いスパンで地道に練習したいと思っています。

マジック再燃


しばらく距離を置いていたものが急に向こうから近づいてくる瞬間があります。

マジックはそんな趣味の1つです。

ここ2〜3年間、他の興味を優先してマジックから遠ざかっていました。主に仕事やブログ、ギターなどに時間を割いていたんです。

しかし、先週マジックのセッションに参加して、マジックの面白さを再発見。久しぶりに再開してみたくなりました。マジックの面白さもそうですが、マジック一筋の刺激になる人に会えたのが一番の収穫でした。

需要があるか分かりませんが、機会があれば、動画を載せて作品を発表したいなと考えています。

以上、カルチャー日記10月号でした。
今月もたくさんカルチャーを摂取します!

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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