ロンドンのバブアー事情を紹介

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ファッション

ロンドン現地の「バブアー」事情!ロンドナーに愛される英国ブランド

2018/11/13

だんだんと寒くなり、今年も英国ブランド「バブアー」の助けを借りる季節が近づいてきましたね。

ロンドンでは8月下旬頃から夏の猛暑は消え寒くなってきました。セーターやブルゾンがないとさすがに肌寒く、半袖Tシャツはもう着れません。

そんな中、さすが本場の英国。ロンドンではバブアーのワックスドジャケットを着ている人を見かけるようになりました。

しかし、本当にいろんな人が愛用していて驚きました。イギリス国民に愛されているブランドだということをこの目で実感...

今回の記事では、ロンドン現地から、「バブアーがいかに愛されているか」を発信したいと思います。

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若者からお年寄りまで、みんなバブアーが大好き

ロンドンでは、8月下旬あたりから最低気温が10度を下回り、徐々に半袖の人は消えていきました。その一方でブルゾンやジャケットを上に羽織る人を多く見かけるようになりました。

「バブアー」のワックスドジャケットもよく見かけるアウターのひとつ。

本場ロンドンでは1日街を歩いただけで、バブアー愛用者を何人も発見できます。

バブアーといえば、英国王室御用達ブランドで、エリザベス女王や故ダイアナ元妃が愛用していたことでも有名。しかし、だからと言って庶民の手の届かないハイブランドというわけでもなく、普通に貯金して頑張れば誰でも購入できるブランドです。

どうやら若者からお年寄りまで年齢問わず、みんなに愛されているようですね。

バブアー × おじさん

ロンドンとバブアー

バブアーとデニムでコーディネートするおじさん。ワックスドジャケットでワイルドな雰囲気を醸し出しています。ジャケットに刻まれたシワを見れば、長年愛用されてきたのが分かりますね。

バブアー × お父さん

ロンドンのバブアー

バブアーは若いお父さんにも人気です。ベビーカーを押すイクメン。

こちらもデニムと合わせたコーディネートですね。オリーブ色のワックスドジャケット「BEDALE」が長身のパパに似合っています。背中にはフェールラーベンのリュック。とても可愛いですね。

ちなみにフェールラーベンのリュック(カンケンバッグ)は、ロンドンでも大人気。男女問わず、愛用者は多いです。

バブアー × 若い男の子

ロンドンのバブアー

アジア系の若い男の子。オリーブ色のワックスドジャケットを愛用していますね。ジャケットの状態的に、ヴィンテージショップで購入したのかもしれません。この付近はブリックレーンという街で、古着屋が多く集まる場所です。

バブアー × ワンちゃん!?

ロンドンのバブアー

バブアーの路面店で発見したのが、犬用のワックスドジャケット!

これは反則です。可愛すぎじゃないですか...しかも、ぬいぐるみまで裏地と同じチェック柄。実際にこれを着たワンちゃんを見つけたことはありませんが、ロンドン旅行のお土産にも良いかもしれませんね。

犬用まであるなんて、何という充実したラインナップ。

他にも...

男性ばかりでなく、若い女性の方がバブアーを着ているのを見かけたことがあります。バブアーは女の子が着ても、ボーイな雰囲気が出てカッコいいと思います。

さらには、おばあちゃんまで!バブアーを着たおばあちゃんが杖をつきながら歩いてたのを見かけたことがあります。

エリザベス女王も愛用しているくらいなので、なんら不思議なことではありませんね。

ロンドンでバブアーを探してみる

ロンドン・リージェントストリート店

ロンドンのバブアー

ロンドン中心街リージェント・ストリートに店舗を構えるバブアーの路面店にも行ってきました。日本にも原宿に直営店がありますが、やはり本場の英国だけあって品揃えが尋常ではありません。

カジュアルなシャツやアクセサリー、定番ワックスドジャケットまで見たことがない商品がずらりと並べられていました。メンズだけでなく、レディースやキッズの服も取り揃えられています。先ほどの犬用ワックスドジャケットも、こちらで見つけました。

ロンドンの店舗だと、定番ワックスドジャケットは、価格200ポンド前後(30,000円)で購入可能です。

東ロンドン「ブリックレーン」ヴィンテージのバブアーを探すなら

流通量が多いためか、古着屋でも状態の良いバブアーを見つけることができます。

バブアーを探すなら、特に東ロンドン・ショーディッチの「ブリック・レーン」と呼ばれる通りがオススメ。アーティストや若者が多く集まる場所です。ロンドン北西のカムデンも似たようなファッション街ですが(もう少しパンクな雰囲気?)、僕はブリック・レーンの方が大好きです。

この街は古着屋巡りが楽しく、状態の良いバブアーも多く見かけました。

まとめ

せっかくロンドンにいるならと、「バブアー」というテーマで市内を歩き回ってきました。その結果、いかにバブアーがロンドナーたちに愛されているかを自分の目で確かめることができました。

僕が東京にいたときも、ここ数年でバブアーを着た人を多く見かけるようになりました。雑誌の英国特集やスタンダード特集などの影響もあるかと思いますが、大量消費するのではなく「良いモノを長く使いたい人」が徐々に増えてきた影響なのかなと勝手に推測しています。

ロンドナーたちのバブアー人気も「良いモノを長く使いたい」という精神が根底にあるのかもしれませんね。歴史と伝統に裏付けられた老舗英国ブランドはそのニーズを満たしくれるのだと思います。

僕はバブアーを日本の実家に置いてきてしまったのですが、「やっぱりロンドンでも着たい!」と気持ちが抑えきれず、結局送ってもらうことにしました(笑)。

関連: 英国製品のレビュー記事はこちら

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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