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20代最後をオスロで過ごす Day2
ホテルで朝食を摂って最初に向かったのが「オスロ市庁舎」。
毎年ここでノーベル平和賞の授賞式が行われます。この時ちょうど結婚式が開かれていたようで、柱の後ろに花嫁が隠れていてびっくりしました。「ムンクの間」は結婚式の関係で残念ながら閉まっていましたが、他の場所は自由にアクセスできます。
お昼に予約したレストランが開くまで時間があったので、Markveien通りに行きました。古着屋が多く東ロンドンや下北沢に近い雰囲気。
目的地は世界バリスタチャンピオンが開いたカフェ「Tim Wendelboe」。オーナーの名前がまさに店名です。
ダブルエスプレッソラテ。酸味が強いコーヒーですが、嫌な感じは一切なくむしろ爽やかでフルーティです。最近は酸味のあるコーヒーが個人的に好きなので、このラテも美味しかったです。帰りにコーヒー豆を買ってフレンチプレス用に挽いてもらいました。
予約していたシーフードレストラン「FISKERIET」に移動。店内では鮮魚も販売していて比較的リーズナブルな価格でシーフードを楽しめる人気店。席数が少ないので予約を取って行くのがおすすめ。
生牡蠣とシーフードプラッター的な料理を注文。生牡蠣は小ぶりでしたが、味はしっかりしていて美味しかったです。牡蠣が大好きなので本当はたくさん食べたいところですが、あたるのが怖いので3つで我慢。
シーフードプラッターはトマトベースで、ムール貝やカニ、エビ、サーモン、白身魚などたくさんの魚介を味わえるので大満足。一緒についてきたパンとガーリックマヨも美味しかったです。
昼はムンク美術館を予約していたので、オスロ中央駅へ。まだ予約の時間まで時間があったので、2020年6月にリニューアルされた公共図書館「Deichman Bjørvika」に行きました。
図書館とは思えないほど、モダンで開放的な図書館。観光客がたくさんいますが、それでも満席にはならないほどの席数。勉強や読書に励む人が沢山いて、現地の人が羨ましくなりました。
チェス盤が置いてあったので、遊んでいたらあっという間に1時間が経ちました。ムンク美術館へ。
この記事を書いているときに初めて知りましたが、このムンク美術館は2021年10月にオープンしたばかり。企業のオフィスビルのような佇まい。まさに株式会社MUNCH。
憂鬱な作品が多いなか、The Sunという美しい巨大な作品が一際目立っていました。こういった明るい作品もあるんですね。
カフェチェーン店「Kaffe brenneriet」でカプチーノをテイクアウェイ。足が疲れたので休憩。
水辺が近い街っていいですよね。海を見ながらまったり過ごす人たち。憩いの場になっています。
オスロといえば、この独特な建築のオペラハウスが有名。面白いのが屋根が緩やかな坂になっているので建物の上に登れること。屋根の上まで広大なパブリックスペースにしてしまうところがすごい。
オペラハウスの屋上からは近未来な建物が立ち並ぶビル群も眺められます。
ステーキを食べるために予約していた『グランドカフェ』に来ました。数年前に一度閉店してリニュアールされたようです。
「DRY AGED ENTRECÔTE」を注文。アントルコートという部位のステーキ肉で、久しぶりに柔らかいステーキを食べました。卵黄のベアルネーズソースとカリカリパセリがのっています。このベアルネーズがちょっと苦手だったので、肉だけ食べました。ムンクが当時愛したステーキとは違うかもしれませんが、しばらくステーキはええかなと思うくらい大満足。
20代最後の足掻きで、Fuglenにもう一度。コーヒーやチャイは注文できませんが、カクテルやビールを深夜1時まで提供しています。
ペイストリーもつまみ系に変わっています。
ジンジャーダイキリを注文。メニューは少ないですが、「If you have any request, we will make it happen」とのことでリクエストできます。
Fuglenの店員さん、みんな良い人すぎて泣けました。バーカウンターでは、出張に来ていたお客さんの恋愛の相談(?)を受け、店員さんが熱心にアドバイスをしていました。
カクテルを飲み終え、ホテルに戻りました。ベッドで横になっていたら爆睡していて、いつの間にか30歳になっていました...
正直29歳と30歳ってただの数字の違いでしかなくて外見的にも何も変わらないので、特に何も心配する必要はないのですが、変にどこか焦っていた気がしますね。
30歳になったら、なんで焦ってたんやろうと思うくらい焦燥感はなくなりました。20代を振り返っても、自分のやりたいことができたと思うので悔いはないですが、たとえやり残したことがあっても別に30代でも挑戦しても良いかなと思います。
Day3に続く...
magiyama
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