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旅行

瀬戸内国際芸術祭2022に一人旅してきた(直島編) 1/2

2022/09/23

前回の記事(事前準備編)の続きです。

新幹線で岡山駅に行き、宇野駅に向かいました。

宇野駅には11時ごろに到着。駅の建物自体がアート作品ということで、もうワクワクしますね。グリッド線が傾いていて非日常的な違和感が味わえます。

僕は駅の目の前にある「UNO HOTEL」を予約しました。チェックインは夕方ですが、受付で先にスーツケースを預けてきました。

新しめのホテルらしく、全体的にとても綺麗で清潔でした。宇野港や駅に近いという立地の良さも最高です。

ちょうど良いタイミングで宇野港に直島行きフェリーが来ていたので、急いで共通乗船券を買って乗り込みました。船の外装は赤ドットで草間彌生風のデザインとなっています。

船酔いするタイプですが、あまり揺れず快適に過ごせました。

直島の家浦港に到着後、まずは窓口で作品鑑賞パスポートを購入して付近のアート作品を回りました。

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直島 家ノ浦

草間彌生さんのかの有名な赤カボチャは港の近くにあるので、着いたら皆んなココに向かって写真を撮っていました。海と空の青色と、カボチャの赤色のコントラストが良き。

海が綺麗すぎて思わずパシャリ。雨の予報でしたが、晴れて本当によかった!

「直島パヴィリオン」という作品。浮島現象(蜃気楼などで島が浮いて見える現象。初めて知りました)をイメージしているとのことです。

夜にはライトアップされてロマンチックな雰囲気も楽しめるそうです。

直島銭湯「I♥︎湯」。大竹伸朗さんがデザインした銭湯で、実際に入浴することもできます(時間が決まっているので注意)。

僕も帰りのフェリーまで少し時間があったので、湯船に浸かってから帰りました。オリジナルタオルが購入できるので手ぶらでも入れます。※パスポートの対象ではないので別途量料金(660円)は払う必要あり。

中では大きな象さんが鎮座していて、謎のBGMが聴きながら湯船に浸かるという一風変わった入浴体験ができますので是非。

宮浦ギャラリーに六区瀬戸内「 」資料館。毎年「」のテーマが変わる資料館で、もともとはパチンコ屋だった建物を改修したとのこと。カラフルなライターのディスプレイが綺麗でした。

町内バスも草間弥生さんのドットデザイン。本数は少ないので注意が必要ですが、移動はバスが便利でした。宮浦を回った後は、本村に向かいました。

直島 本村

港付近にあるこちらの泡(ぶどう)のような作品は、待合所と駐輪場を兼ねており、トイレも併設されています。なかなかインパクトのある作品です。夜はライトアップもされるらしいです。

香川と言ったらうどんかなということで、「石井商店」というお店でざるうどんを食べました。弾力が強く美味しかったです。

家プロジェクト「角屋」。薄暗い古民家の床一面に水が張られていて、カラフルなデジタル時計が点滅を繰り返している何とも不思議な空間。

側面の椅子に座ってぼーっとしているだけで気持ちが良い場所でした。

The Naoshima Plan「水」。その名前のとおり水がテーマで、足を水に浸して涼を取ることができます。

家プロジェクト「はいしゃ」。大竹伸朗さんによる作品。かつて歯医者だった場所を利用して作品にしています。突然現れる自由の女神に頭がバグります。

何気なく歩いていてもアート作品が見つかります。

ANDO MUSEUMにも行ってきました。見た目は木造民家ですが、中に入ると安藤忠雄さんのシグネチャーであるコンクリート打放しの壁が広がっています。外からは全く想像できない構造。

本村は最後に家プロジェクト「南寺」に行きました。

これはネタバレしたくないので、ぜひ直接見て欲しい(経験して欲しい)作品です。

僕も予備知識なしで参加したのですが、感動して鳥肌が経ちました。「光」に対する見方が変わります。

直島 ベネッセハウス周辺

本村からバスでベネッセハウス周辺に向かいました。

この辺りの海の色が綺麗すぎて感動しました。

こちらの場所には、草間彌生の黄色カボチャがあったのですが、台風でダメージを受けて修復中とのことです。

海が澄んでいて本当に綺麗。

ベネッセハウスでブルース・ナウマン氏の「100年生きて死ね」を見てきました。

日本語タイトルのインパクトがすごいですね。いちゃもんをつけるわけではないのですが、何となく100年ではなく、フレーズを数えたら丁度100個だったので「”100通りのLive and Die”」じゃないのかなと思いました。「100年生きて死ね」というタイトルもカッコ良くて好きですけど。

杉本博司さんの「タイム・エクスポーズド」という実際の風景を組み合わせた作品。

安田侃さんの「天秘」。

禹煥美術館(リ・ウファン)は入り口がどこかわからずウロウロしていたら、何度も来たことがあるという外国人の方から「私について来なさい」と声をかけてくれたので案内してもらいました。

上の写真だと左端が入り口なのですが、この安藤忠雄の建築やモニュメント自体が作品かと思い普通に帰るところでした笑

2019年に新設された「無限門」。門をくぐるたびに自然に対する新鮮な驚きがあるということで禹煥が無限門と作品に名付けたそうです。美しい空と海の景色が相まって作品の存在感がより際立っていました。

ベネッセハウス周辺を散策した後は、家ノ浦に戻って銭湯「I♥︎湯」に浸かりフェリーで宇野港に戻りました。

次の記事では小豆島と豊島を紹介します。

瀬戸内国際芸術祭2022に一人旅してきた(小豆島・豊島編) 2/2

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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