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旅行

「瀬戸内国際芸術祭2022」の事前準備

先日、お盆休みに瀬戸内国際芸術祭2022に行ってきました。

瀬戸内国際芸術祭は、3年に一度だけ瀬戸内海の島々を拠点に開催される現代アートの祭典で、2022年で5回目を迎えます。

2013年に参加しようか計画していたことがあったのですが、諸事情あって断念してしまい、ずっと行きたいなと思っていました。

夏休み前半はダラダラ実家で過ごしていたのですが、今年せっかく開催されているのなら行かねばと思い、計画を立てました。

今後行く予定のある方は是非参考にしてみてください。

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計画を立てる

当初はノープランで適当に行こうかと思ったのですが、瀬戸内海の島々に行く場合、基本的にフェリーの時間に合わせて行動しないといけないので、大まかにプラニングすることにしました。

ちなみに、今回の旅行は2泊3日で行ってきました。

2泊3日のスケジュール

1日目: 宇野港 > 直島(宮浦) > 宇野港

2日目: 宇野港 > 小豆島(土庄町)> 豊島(唐櫃)> 豊島(家浦)> 宇野港

3日目: 宇野港周辺 > 倉敷

大まかにこんな感じのスケジュールで行ってきました。

宇野港近くの「Uno Hotel」というホテルに泊まり、そこを拠点に動くことにしました。近くに「たまの湯」という最高の温泉もあります。

天候はどうにもならないのですが、島を歩いたり自転車に乗ったりする場合、晴れの日に合わせて行った方が良いです(特に小豆島と豊島)。直前で天候がある程度確定していたら、スケジュールは流動的に変えた方が良いかもしれません。

僕の場合、全日雨の予報でずぶ濡れの旅を覚悟していたのですが、1〜2日目が奇跡的に晴れたので島のプランを詰め込みました。

用意したもの

<持ち物>

  1. 作品鑑賞パスポート(デジタルか紙か選べます。僕は現地で紙を買いました)
  2. 共通乗船券(宇野港の窓口で購入しました)
  3. サコッシュ(チケットをすぐ取り出せるように)
  4. フェリーの時刻表(プリント)
  5. 瀬戸内国際芸術祭の専用アプリ
  6. 日焼け止め
  7. 帽子
  8. モバイルバッテリー

<持っていた方がよかったもの>

  • 虫除けスプレー
  • ムヒ
  • 汗拭きタオル

作品鑑賞パスポートと共通乗船券は後ほど説明します。

夏場は日差しが強いので「日焼け止め」と「帽子」はあった方が良いです。日焼け止めを適当に塗ってしまって、ありとあらゆるところが焼けてしまったので、しっかり全身に塗ることを推奨。

Googleマップなど、当日はスマホをたくさん使うと思いますので「モバイルバッテリー」は必須。暑いのでスマホの充電の減りも早く、コンセントもないので持っていた方が良いです。

島なので虫がたくさんいます。持って行かなかったのですが、虫除けスプレームヒなどがあった方がよかったなと思いました。僕も謎の虫に噛まれてずっと痒かったです。

猛暑で汗がだらだらになるので、汗拭きタオルがあるとさらに◎

あと、僕はCasaで予習していきました。こちらもオススメ。

作品鑑賞パスポートを買うか買わないか?

作品鑑賞パスポートとは、対象となる有料展示物が見放題になるパスポートです。対象期間によって値段が変わります。

作品鑑賞パスポート(公式サイト)

元を取れるか悩むところではありますが、パスポートを買っておくと「たくさん回ってやる!」という気持ちになれるのでオススメです。「有料展示だからやめとこうかな・・・」という気持ちがなくなるのと、お金を出す手間が省けるので良いかなと思います。あと、スタンプラリーができるのでイベント感があって良いですね。

デジタルか紙か?

スタンプ押しても何の作品か後から分かりづらい問題

ここも悩むポイントかと思います。

どちらも一長一短あるので好みの問題かと思います。

僕がを選んだ理由として、島なのでスマホ(楽天モバイル)が繋がらない可能性があったからです。

電波は確かに悪くて繋がりづらいのですが、アプリが全く使えないレベルではなかったので、別にそこらへんは心配しなくてよかったなと思います。心配な場合はバーコードをスクショしておきましょう。

僕が次回行くことがあれば、デジタルにすると思います。

あとでどこに行ったか見返したい場合も、デジタルの方がアプリでスタンプを押した場所の写真と作品名が簡単に見れるのでオススメです。紙だと番号しかないので、いちいち検索して作品名を調べないといけません。

アプリだとアップデートの関係でいつかはアクセスできなくなると思うので、旅の思い出として残しておきたい人は紙が良いかもしれません。

専用アプリについて

瀬戸内国際芸術祭2022の専用アプリは二種類あるので混乱するかもしれません。

上の画像の「瀬戸芸デジパス」は、その名前のとおりデジパス(デジタルのパスポート)を購入した場合に使用するアプリです。このアプリからバーコードを見せたり、スタンプを集めたりできます。デジパスを持っていない人でも、マップ機能など見やすいので便利だと思います。僕も作品を探すときにこちらのアプリを活用しました。

そして、もう一つがこちらの「瀬戸内国際芸術祭2022」というアプリ。アイコンが上のアプリと似ていて分かりづらいですよね・・・

こちらのアプリでは、主にマップ機能を使用して作品までの経路を確認できます。

このマップ機能がそれぞれ若干異なっています。

まとめると以下のとおり。

瀬戸芸デジパス:

  • ◎見やすくて使いやすい
  • ◎ネット接続が多少悪くてもアクセスできる
  • ×GPS機能が使用できないのでどこにいるかわからない

瀬戸内国際芸術祭2022:

  • ◎作品までの経路(バスやフェリーの時間)を確認できる
  • ◎GPSが使えるので自分がどこにいるかわかる
  • ×ネット接続が悪いとアクセス不可
  • ×重たくて使いづらく分かりにくい

どちらもスマホに落としておいて損はないと思います(紙パスの人も)。できることならデジパスにGPS機能と経路機能をつけて欲しいところですが、難しいのかもしれませんね。統合してデジパスが重くなったらそれはそれで使いづらいですからね。

経路機能のバスやフェリーの時間については、いまいち合っているのかわからなかったので、100パーセント信用せず念のため現地の時刻表も確認した方が良いかもしれません。

フェリーの共通乗船券について

ここも買うか迷うポイントかと思います。

フェリーの共通乗船券のチケット(3日間乗り放題)は、大人 2,600円(税込)です。

ここで注意が必要なのは、フェリーは乗り放題なのですが、高速船には使えない点です。

フェリーと高速船の時刻表について詳しくは、こちら

フェリーしか乗らない人はお得ですが、高速船は別途料金がかかってしまうので、高速船も乗ることが確定している人は買わなくても良いかもしれません。ただ、高速船については人数制限があり、事前整理券がないと乗れない可能性があります。僕も高速船に乗ろうと思ったのですが、定員オーバーで乗れず、結局次のフェリーを待ちました(フェリーは定員500人なので余程のことがない限り乗れます)。

ちなみに僕は、共通乗船券を購入しました。

参考までに実際のフェリーの金額を計算してみると・・・

宇野⇄直島 600円
宇野→小豆島(土庄) 1,260円
小豆島(土庄)→豊島(唐櫃)1,050円
豊島(唐櫃)→直島 780円

合計: 3,690円

共通乗船券は2,600円なので、2日間で1,000円ほどお得になりました。

小豆島を往復する人や、3日間フェリーに乗る予定の人は購入した方がお得かと思います。

とりあえず買っておいて、何かあったときは元は取れなくても高速船に乗ってしまう方が気持ち的にも楽かもしれません。

以上で、事前準備編を終わります。後は行くだけです。

実際に行った記録は別記事で紹介します。

 

 

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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