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【書籍】『システム思考をはじめてみよう』 ドネラ・H・メドウズ(枝廣淳子 訳)

2017/09/02

こんにちは。ぽてとです。
先日ジャケ買いしたこの一冊。『システム思考をはじめてみよう』
ドネラ・H・メドウズ(枝廣淳子 訳)

『世界がもし100人の村だったら』の著者、ドネラ・H・メドウズのエッセイ集です。
『世界がもし100人の村だったら』は確か中学生くらいのときに読みましたが、今でも印象深い本のひとつです。そんな著者の考えを本書から知ることができました。

「従来の経験や考え方から自由になること」

これがメインテーマです。

人は過去の成功体験からの思い込みで動いていることが多いです。しかしながら本当にその方法が最善なのか見つめなおすことが、あらゆる分野において必要となっています。

 

本書において一番印象に残ったテーマは

”フィードバックをもう少し”

市場システムや民主主義がうまく機能しているとしたら、それはなぜなのでしょうか?それは「フィードバックの原理」に基づいて設計されているからです。フィードバックとは、要するに、人々に「自分の行動が生み出した結果」についての正確で説得力のある情報を素早く伝えることです。付けた値段が高すぎたら、顧客は獲得できません。国民をはぐらかす政治家には票は集まりません。フィードバックのおかげで速やかな学習が促進されるのです。
では、市場システムや民主主義がうまく機能しないのは、なぜでしょうか?それはフィードバックがしばしば歪んだり、遅れたりするからです。避けられない歪みや遅れもありますが、多くの場合は意図的なものです。(本文より引用)

正しくフィードバックが反省されていない例としてものの価格があげられています。
特に環境面、その商品の廃棄や環境への影響に関するコストは不完全なフィードバックになっていると。

優れたフィードバックの例としては、かつてオランダの住宅地で電力メーターが玄関に設置された家と、地下に設置された家では、電力消費量が30%も違ったということがあげられています。すぐ目の届く位置にメーターがあることで、素早くフィードバックを受け取ることができ、電力の抑制につながったということです。

これはあらゆる状況に当てはまることであり、たとえば人間関係においても、何か人を傷付けるような言葉を言ってしまった場合に、すぐ注意されたり、言い返されたりすると、言ってはいけないことだったと気が付き、もう言わないよう心がけますが、何も言われない場合は、それ以降もそんな言葉を使い続けてしまい、その人に大きなストレスを与え続け、いつか爆発してしまうかもしれません。そういう意味でも、言われた側は嫌なことは嫌だとはっきり言う必要があると思います。それが良いフィードバックとなります。

今後はいいフィードバックをするということを考えながら生活してみようと思います。

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ぽてと
1990年生まれ。兵庫県在住の会社員。無理しない範囲で、質の高いプロダクトを収集している。趣味はジャグリングとストリートダンス動画鑑賞。

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