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「コヤブソニック2018」 1日目ライブレポート 後編
2018/10/14
こんにちは。
Culintoのぽてとです。
昨日、コヤブソニック2018を見に行ってきました。
前回の記事で入場~崎山蒼志さんのLIVE終了までをまとめています。
今回は、崎山蒼志さん以降についてレポートしていきます(都合で途中で帰りましたのでその時点までとなります)。
崎山蒼志さん以外は予習が不十分だったので、曲のタイトルなどが十分にわかりませんでした。そのためセトリに関してはしっかりとまとめることができませんでしたが、SNS等を参考して曲のタイトルを調べ、それぞれのアーティストについて感想を書いていきます。
「雨のパレード」登場
崎山さんの余韻さめやらぬ中、おしゃれな都会的雰囲気の4人組「雨のパレード」が登場しました。会場全体がが幻想的な雰囲気に包まれ、「雨のパレード」の世界観に浸ります。
印象に残った曲は、「Tokyo」。雨のパレードのライブ定番曲を検索し、予習済みということもあり、楽しみにしていた曲でした。
都会的なサウンドに酔いしれ、サビのメロディが胸に響きました。目を閉じて揺れながら聴いていると、このまま夜風にあたりながら散歩でもしてみようかという思いに駆られます。実際はこの時まだ午前中で、後にはお笑いライブも控えているという状況でしたが(笑)
他にもまだタイトルのついていない新曲なども披露され、大満足のステージでした。
演奏後は小藪さんとのトークの時間。トーク中に次の出演者へのセット替えや準備がおこなわれるので、見ている側としては手持無沙汰な時間が少なくありがたかったです。雨のパレードは2年連続の出演でしたが、そもそもオファーのきっかけとなったのは、小藪さんがドラムの練習をしている東京のスタジオで、雨のパレードの面々と出会ったことだそうです。
印象的だったVo.福永さんの好青年感。音楽スタイルの印象からすれば、余計なことは喋らないスタンスなのではないかと、小藪さんも「トークしても大丈夫ですか」といった入り方でしたが、「普通にしゃべりますよ」といった感じで温かいトークが進んでいきました。特に福永さんは、歌っているときはどちらかというとミステリアスなタイプなのかと想像していましたが、穏やかでさわやかなトークから好青年感がにじみ出ていてファンになりました。
ちなみに雨のパレードのウェブサイトのデザインはめちゃくちゃ格好いいです。
「きのこ帝国」登場
続いて登場したのは「きのこ帝国」。まず目についたのはVo.佐藤さんのファッション。ブラウン系で斜めチェック柄の半そでシャツをゆったりと着こなし、レトロなスタイルでCity Girlといった印象でした。
力強いサウンドと佐藤さんの透き通る歌声で会場は魅了されていました。特に印象に残った曲は「クロノスタシス」。
雨のパレードに続いて、都会×夜のイメージ。会場のお客さんたちも心地よいメロディに癒されていました。
きのこ帝国ステージのラストは、佐藤さんの「きっと大阪の人たちは嫌いだと思う曲を歌います」というネガティブな紹介からの「東京」。
このまま全体のフィナーレを迎えても文句の出ないような満足感を得ることができました。
演奏を終えて小藪さんとのトークタイム。小藪さんはこの日のきのこ帝国のステージを見て「寂しくなった」と言っていましたが、僕もまったくの同感でした。佐藤さんの歌声には、人を寂しく切なくさせる何かがありますね。これまでの出会いや別れ、日々の思い出が頭をよぎりセンチメンタルな気分になりました。
ネタブロック「ダイアン」、「スーパーマラドーナ」、「天竺鼠」、「麒麟」、「FUJIWARA」
きのこ帝国で感傷的になった後は、有名芸人が登場するネタブロック。感動と爆笑が同じステージで楽しめるのがコヤブソニックの面白いところ。
個人的に面白かったのは「天竺鼠」と「FUJIWARA」でした。「天竺鼠」は漫才スタイル。大声でガンガン押していくネタで、声の圧力に笑ってしまいました。「FUJIWARA」はコントスタイル。ヒーローショーのネタでしたが、子供受けしそうなわかりやすい内容で、シンプルに楽しめました。それにしても藤本さんがよく通る良い声でしたね。
昼食 そして「ホフディラン」
ネタブロックを見終え、昼も過ぎておなかが減っていたため昼食を取ることにしました。向かうのは、受付後最初に通された場所でもあるフード&グッズスペース。
写真には写っていないのですが、お店の並びの中に「炭火焼肉たむら」があったので、そちらで「焼肉カレー(1,000円)」を購入。
炭火焼肉たむらに限らずフードメニューは全体的にレベルが高そうで、フードーコーナーを回っているだけでも結構楽しめそうでした。
フード&グッズスペースには大きなモニターとスピーカーが設置されており、ライブスペースの様子を見ることができます。これがあれば自分の見たいステージを逃さないだけでなく、ステージを楽しみながら食事もできるのでうれしい限りです。
昼食をとっている間、ステージでは「ホフディラン」のステージが行われていました。先日亡くなられたさくらももこさん作詞で、アニメ「コジコジ」のOPである「コジコジ銀座」が披露されました。子供のころ聴いていた思い出深い曲です。ライブスペースにいなかったことを後悔しました。
「サニーデイサービス」登場
昼食を終えライブスペースへ戻り、登場したのは「サニーデイサービス」。昼食前までは、結構前のほうの良い位置で聴いていたのですが、戻ってきて前のほうに入っていくのも面倒なので、最後尾で聴くことにしました。
全体的に音源で聴くよりパワフルな印象で、力強いさと渋さを感じました。
演奏後のトークでは「僕の右腕くらいまではサニーデイサービス」で出来ていると小藪さんが言っていたのが印象的でした。さすがに「僕の半分は○○で出来ている」とまで言うと盛りすぎ感がでますからね(笑)小藪さんのサニーデイサービス愛が伝わってくるシーンでした。
ネタブロック「霜降り明星」、「野性爆弾」、「かまいたち」、「とろサーモン」、「笑い飯」
そしてまたネタブロックなのですが、今回も前半のネタブロックに劣らない豪華メンバー。個人的に一番面白かったのは「かまいたち」でした。キングオブコント王者の貫禄を感じさせるセンス抜群のネタでした。会場も爆発していましたね。
そして「野性爆弾×ガリットチュウ福島」の白塗り浜田夫妻を生で見れたのはかなりうれしかったですね。僕の目の前にいた子供は泣いていましたが(笑)
「クリープハイプ」登場
会場が笑いに包まれたいい雰囲気の中登場したのは「クリープハイプ」。若いファンが目立ちます。
この日のセトリは「5%」「鬼」「火まつり」「おばけでいいからはやくきて」「イト」「栞」。個人的に印象的だったのは、「5%」から「鬼」への流れです。正直なところクリープハイプはほとんど聴いたことがなかったので、「5%」を聴いてchill outしていたタイミングで「鬼」が始まったので、音楽的な幅広さに驚きました。
演奏後のトークでは、40代の小藪さんが「クリープハイプのメンバーが年上に見える」と言っていたのが印象的でした。クリープハイプを聴いていると青春時代に戻ってしまい、憧れの目でクリープハイプを見ている。そんな風に小藪さんは語っていました。
僕が会場にいたのはここまでです
個人的な都合で、僕はクリープハイプを聞き終わったタイミング帰宅しましたが、公演自体はこの後も「田島貴男(ORIGINAL LOVE)」「吉本新喜劇」「カジヒデキ」「吉本新喜劇ィズ」~エンディングへと続いていきました。最後まで見られなかったのは残念ですが、疲れもありましたし、十分満足できました。
まとめ
コヤブソニック2018、結論から言うと、すごく楽しめました。
正直なところ崎山蒼志さん以外は、しっかりと曲を聴いたことのあるアーティストは少なかったのですが、良曲を知るいいきっかけになりました。LINE MUSICなどでは、コヤブソニック復習用のプレイリストもできていましたので、どんどん聴いていこうと思っています。
音楽ファンとお笑いファンが一堂に会することはなかなかない機会なので、もっとカオスな感じかと思っていましたが、出演者、客、スポンサー、それぞれの気遣いがあふれるピースフルなイベントでした。少し驚いたのは、音楽ファンがメインなのかと思っていましたが、むしろネタブロックの時のほうがステージ前の観客が増えている感じがしましたね。芸人の出演者もテレビでおなじみの人ばかりで豪華でしたので、納得といえば納得です。
来年も参加してみたいですね。
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