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音楽

【ライブレポート】英国バンド Pale Wavesのロンドン公演に参加!

2018/11/13

UKマンチェスター出身の4人組バンド『Pale Waves(ペール・ウェーブズ)』。

The 1975 や Wolf Alice と同じ Dirty Hit という有名レーベルに所属しています。今年2018年9月14日にデビューアルバムを出したばかりですが、その前にすでに高い評価を得ていて BBC Sound of 2018 にランクインするほどの実力。

毎日BBCラジオ1を聴いているのですが、ここ最近 Pale Waves の曲がヘビロテされています。日本でも今年のサマソニに出演し、その知名度が広がりましたね。

おそらく一度見たら忘れられないボーカル・ヘザーのビジュアル。

https://twitter.com/palewaves/status/1043185487396175873

最初はそのゴスなビジュアルに敬遠していたのですが、見た目で判断してはダメですね・・・曲を聴いたら、すっかりハマってしまいました。ビジュアル系と思いきや、曲は意外とポップなんですよね。歌詞は少しダークですが。

さて、先日は彼らのロンドン公演を行うということで参加してきました。

今後大ブレイク間違いなしの Pale Waves のライブ、その詳細をレポートしたいと思います。

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9/27 London公演(O2 Shepherd's Bush Empire)に行ってきました!


ライブ会場は、O2 Shepherd's Bush Empireという場所。日本人だと Radwimps の野田洋次郎さんや Perfume がライブをしたことでも有名。

O2 Shepherd's Bush Empire は1903年にミュージックホールとして建てられ、戦後もその形を残した 演奏会場です。まるで20世紀初頭にタイムトリップしたかのような美しい内装。

Pale Waves の演奏が始まる前に、前座として King Nun と Swimming Girls という2組のバンドによるライブが行われました。どちらも初めて聴いたバンドですが、特に King Nun はニルバーナみたいで良かったですね。まだメンバーは20歳とのことで驚きました。

Pale Waves の演奏がスタート!

19時に開演して前座の2組がライブを終えると、時刻はすでに21時。待ちに待った本日の主役 Pale Waves の演奏が始まりました。

会場のスタンディング席はすでに多くの人で埋まっています。男女比は若干男性の方が多め。男友達何人かで来ている人もいました。年齢層は20代が多めな印象。女の子は、ゴスっぽい化粧をしている人もちらほらいます。鼻ピアス女子も。

会場の BGM が止み、まばゆいストロボと赤いライトと共に Pale Waves のメンバーがステージに入場し、場内に大歓声が沸き起こります。

セットリストはこちら▽▽

<Pale Waves 2018/9/27@O2 Shepherd's Bush Empire>

  1. Television Romance
  2. Kiss
  3. Eighteen
  4. New Year's Eve
  5. Red
  6. Heavenly
  7. Black
  8. She
  9. Came In Close
  10. The Tide
  11. One More Time
  12. NoisesEncore:
  13. My Obsession
  14. There's a Honey

Television Romance

最初の1曲目は Television Romance。軽快なドラムの音とともに演奏が始まります。最高にポップな曲ですね〜。1曲目だけあって、すごい盛り上がりでした。みんな、2時間近く待っていましたからね。もう大爆発です。

欧米人のファンたちは男女関係なく体格が良いので、みんな飛び跳ねると、小柄なアジア人の僕は完全に埋もれてしまいました(笑)。かろうじて、ヘザーとドラムのシアラの顔は見えました。遠くから見ても、どちらもインパクトのあるビジュアルです。

Eighteen

僕が大好きの曲で、一番聞きたかった曲。やっぱり予想していた通り、めちゃめちゃ盛り上がりますね〜。

サビ前の引きから、一気にサビが始まるところは鳥肌です。会場全員がサビになった瞬間、思いっきりジャンプしながら盛りがっていました。

One More Time

MVがとても可愛い曲。終盤の静かめのサビでは、観客全員が合唱するという感動の瞬間でした。基本的にみんな一緒に歌っていますが、この曲ではボーカルよりも大きな声で熱唱していました(笑)。

There's a Honey

「one more song!!」と男性陣の太い声が会場内に響きます。アンコールの掛け声が国ごとで違うのは面白いですね。日本よりもロンドンの方が力強い・・・

最後の曲は、「There's a honey」でした。サマソニのセトリもラストはこの曲だったようですね。Pale Waves のデビューシングルでもある重要な曲。

サビの繰り返しが多く一緒に歌いやすい曲なので、観客は最後までシンガロングしていました。シンプルながらも、この曲からは溢れんばかりの愛の感情が伝わってきますね。本来、こういうのを「エモい」と言うんですよ。

最後はヘザーが深く大きくお辞儀して終演となりました。礼儀正しいところも好感が持てます。

おまけ)物販はこんな感じ


なんとサイン付きのレコードがたったの20ポンド!このときは買いませんでしたが、後で買っておけばよかったかな・・・とモヤモヤしています。

ハートマークのエコバッグや、ヘザーの可愛い写真がプリントされた Tシャツもありました。もはやアイドルですね!このTシャツを友達全員で着た男性たちも見かけました。ヘザーのカリスマ性、おそるべし。

まとめ

本当にビジュアルで判断したらダメだなというのを実感します。特に音楽はそうですね。バンド名やビジュアルではなく、ちゃんと曲を聴いて判断しないといけませんね。

勝手にマリリン・マンソンみたいな人だと思っていましたが、見た目に反して可愛い一面がありました。特に時折見せるヘザーの、ゾンビのような、ロボットのようなダンスは最高にキュートです。しかも、見た目のインパクトだけでなく、しっかりと実力もあるところがバンドの凄いところです。

今回、3組のライブでチケット代はたったの16ポンド!ロンドンの良いところはライブ参加費がそこまで高くないところ。

この調子だと、あと1~2枚アルバム出したら、あっという間にスタジアムでライブしそうな勢いですね。Pale Waves、今後の活躍が楽しみです!

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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