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LABRICOで寝室にディスプレイラックを自作する
原状回復が前提である賃貸DIYの強力な味方「LABRICO 2×4 アジャスター」。
天井や壁、床を傷つけず棚などをDIYできる、優れモノです。これまでもハンガーラックや壁面収納の作成で、LABRICOのアジャスターにはとてもお世話なってきました。
今回はLABRICOのアジャスターを使用して、殺風景な寝室にフェイクグリーンなどを置くためのディスプレイラックを作成してみようと思います。
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材料と道具を準備
今回僕が用意したのは2×4材、カット済みの1×8材、LABRICO 2×4 アジャスター、WATOCOオイル、刷毛、ビス、棚受け金具です。
LABRICOのアジャスターを使用する際は木材を目的の長さマイナス9.5cmにカットする必要があります。
僕は2×4材をLABRICOで突っ張ることでラックの支柱にしようとしており、天井の高さが240cmなので、2×4材は230.5cmにカットしました。1×8材は棚受け金具を使用して棚の部分としますので、ホームセンターで正方形にカットしてもらいました。
今回の木材の塗装は、有名な「ワトコオイル」のミディアムウォルナットを使用してみます。
塗装の準備
作業は床を汚さないように段ボールを敷いて行います。
まず、ワトコオイルで塗装する前に木材をやすりがけ。オイルを塗った後の仕上がりをよくするためです。
やすり掛けの後は木粉をしっかりとウェスで拭き取ります(僕のはただの雑巾ですが)。
ワトコオイルで塗装
やすりの後は早速塗装に入ります。今回初めてワトコオイルを使用したのですが、まず感じたのは「とても塗りやすい」ということ。
これまでは着色ニスを使用することが多かったのですが、ワトコオイルの方が塗料が圧倒的に伸びやすく、さらに重ね塗りしてもムラになりにくいので、細かい気配りをせずにさっさと塗ることができます。
注意点としては、ワトコオイルには独特なにおいがあり、僕のように室内で使用する際は換気が必須です。
塗り終わってしばらく放置した後、余ったオイルはウェスで拭き取ります。
オイル自体が自然発火することはないとのことですが、ウェスにしみ込んだオイルは濡らして生ごみとして処分するなど、適切な処理をしないと危険性があるということも頭に入れておく必要があります。
色が薄い場合は重ね塗りを
一度の塗装で色が薄いと感じた場合は、しばらく放置した後重ね塗りをします。
重ね塗りのイメージはこのような感じ。理想の色になったら12時間から24時間かけて乾燥させます。
LABRICOのアジャスターを取り付けし、支柱を設置
塗装した木材の乾燥が完了したら、支柱の取り付けにかかります。LABRICOのアジャスターは2×4材の両端にはめるだけなのでごく簡単。
2×4材を立てて、天井側のアジャスターの金具を回して天井に突っ張ります。
ある程度突っ張った後は、2×4材をゆすってみてブレなく固定されていれば、支柱の取り付け完了です。
棚の取り付け
棚を取り付けるにあたって、まずは1×8材に棚受け金具を2つ取り付ける作業から。今回は電動ドライバーはないので、手作業で地道に取り付けていきます。
続いて棚受け金具を付けた1×8材を支柱に取り付けていきます。
板の下側の作業となるためドライバーが使いにくいこともあり、支柱にけっこうな負荷がかかるので、LABRICOでしっかりと固定できているか確認してから行いました。
棚の下側を金具で固定するだけでは強度が足りないので、棚の上部も金具で固定します。これでそれなりの強度が出ますので、安心してモノを置ける。
完成
棚をすべて取り付け終わり、ディスプレイラックの完成です。
今回は5つの棚を取り付け(下の一個は写真におさまっていませんが)、乾燥の時間も含め、2日間で作業が完了しました。
ワトコオイルの色味も気に入っており、良い出来だったと思います。
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