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旅行

20代最後をオスロで過ごす Day1

2022/03/27

20代最後をノルウェーの首都オスロで過ごしてきました。

北欧はずっと行きたかった場所の1つ。2020年の誕生日にフィンランドに行く予定でしたが、世界的なパンデミックで断念。2年経ち、ようやく行くことができました。休みが3日しかなかったので、ロンドンから比較的近いノルウェーに行き先を決め、20代最後をオスロで迎える計画を立てました。

オスロで体験したことを旅行日記のようにダラダラと書いていこうと思います。

オスロ空港の駅

ロンドンからのフライト時間は約2時間。時差は1時間なので、3時間後にはオスロに到着。

オスロ空港駅の時計の秒針がかわいい。旅行中に似たものがあれば買おうかなと思いましたが、見つからず。有名なデザインの時計なのでしょうか?

カール・ヨハン通り沿いのホテルに向かいました。カール・ヨハン通りはオスロ中央駅から王宮まで続く道で、ムンクやイプセンとゆかりのある場所でもあります。

イプセンといえば、「人形の家」という戯曲が代表作。女性の経済的、精神的自立をテーマにした作品です。現代においても男女の社会的格差が問題として取り上げられていますが、19世紀の時点でイプセンはその問題をすでに描いています。青空文庫にもあるので、オスロに行く前にぜひ読んでみてください。僕もオスロに行く前に読みました。

Karl Johan Hotel

オスロで2泊したカールヨハンホテル。部屋は非常に狭いですが、リノベされた内装が美しく、朝食のビュッフェがおいしかったです。1階にはNIOという中国版テスラのショールームが入っていました。近未来感がすごくて道行く人が写真を撮っていました。

部屋に荷物を置いて身軽に。今回の旅行では、ロンドンの本屋で買ったロンリープラネットを持っていきました。City版はコンパクトで写真も多いのでおすすめ。

道の向かいには、ノーベル平和賞受賞者が毎年泊まる名門グランドホテル。ここの1階の「グランドカフェ」は、かつてムンクやイプセンが常連客で、ムンクはグランドカフェのステーキが大好物でした。なので、僕も2日目にここでステーキを食べます。

お昼を食べていないので、ホテルの前にあったお店でホットドッグを買いました。カリカリのオニオンとパリパリのベーコンソーセージが絶妙。ノルウェーではポルセ(Polse)と呼ばれ、国民に愛されているのだとか。

赤いツバメのマークで有名なカフェ「Fuglen」。ノルウェーはコーヒーが人気で、カフェがたくさんあります。Fuglenは東京にも何店舗かあり、Instagramでもよく見かけますね。

お腹が減っていたのでラテとクロワッサン。これぞ「ヒュッゲ」という言葉がふさわしいコージーな空間でした。

チャイも注文しましたが、作り方の癖がすごい...

スパイスが効いていて最近飲んだチャイのなかで一番美味しかったです。Fuglenといえばコーヒーかもしれませんが、チャイもおすすめ。

Fuglenは深夜1時まで営業しているらしいので、次の日の夜にも行くことにしました。

カフェで休憩したら、周辺を散歩。へグデハウグ通り(Hegdehaugsveien)を歩きました。北欧雑貨店やアパレルが立ち並んでいます。中心地よりも静かで上品な感じのストリート。

Litteraturhuset

村上春樹が2010年に講演を行った「文化の家(Litteraturhuset)」。本屋とカフェが併設されています。本棚にはもちろんノルウェー語版の村上春樹作品が置いてありました。外ではコーヒーやビールを楽しむ人がいて憩いの場になっています。

ESPRESSO HOUSE

チェーン店のカフェ「ESPRESSO HOUSE」。オスロはどこに行ってもカフェが見つかります。

HAY House Oslo

知る人ぞ知る北欧デザインのインテリア雑貨店「HAY」。歩いていたらたまたま見つけました。日本にも旗艦店があるらしいのですが、僕は初めて入りました。いろんな家具がセールになっていたので欲しかったのですが、さすがに持って帰れないので断念。

カール・ヨハン通りに戻ってきました。辺りはだんだんと薄暗くなってきました。

Freiaの時計看板

老舗チョコレートブランドの「フレイア(Freia)」。ノルウェーでは、チョコレートといえばフレイアとのこと。カール・ヨハン通りではフレイアの看板が一際目立っています。オスロに訪れた際にはフレイアのチョコレートをお土産にしても良いかもしれません。空港でもいっぱい売っていました。


この日は、Cafe Cathedralというイタリアンレストランでサーモンスパゲッティを食べました。オスロは物価が高いので2〜3千ほど。味は正直普通でした。パスタにフォッカチャもついてきてお腹がはち切れそうでした。

オスロの人たちはピザが大好きみたいで、周りの人は皆んなピザを食べていました。サーモンにこだわりすぎず、普通にピザを食べれば良かったなと思いました。

Day2に続く...

20代最後をオスロで過ごす Day2

 

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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