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インタビュー:日本屈指の鉄人BBOY!KAKUが明かすLast Chance Cypherへの意気込み
2018/11/16
こんにちは。
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
Cul-into.comのぽてとです。
今年は名古屋で、世界最大のブレイクダンスのソロバトル『Red Bull BC One World Final』が開催されます。
本大会は先月の記事でも取り上げました。
『今年は名古屋で開催!!世界最大のBboyソロバトル 「Red Bull BC One」』
今年は、15名の招待ダンサー枠に加え、1名のオープン枠が設けられており、
その枠を争う最終予選『Last Chance Cypher』が12月1日に開催されます。
最終予選、ひいてはWorld Finalへの出場権をかけた国内予選が既に全国各地で実施されたわけですが、佐世保サイファーを勝ち上がり、『Last Chance Cypher』への出場を決めた要注目のBBOYがいます!
http://www.redbull.com/jp/ja/music/stories/1331814522104/bc-one-2016-sasebo-cypher
その名はBboy KAKU!!
KAKU プロフィール
本名:角谷直人
生年月日:1986 年 11 月 7 日(29 歳) 兵庫県⻄宮市出身、大阪府大阪市在住 用海小〜真砂中〜星翔高
2000 年代中盤から世界の舞台で活躍してきた、日本屈指の B-BOY。
特に頭で 回るヘッドスピンなどのパワームーブ (回転技)はスピード、難易度、オリジ ナリティどれをとっても世界屈指のレ ベルを誇る。
度重なる怪我を経て精神的にも成⻑し、その人間性も相まって世界中からリス ペクトを集める。2009 年以来 7 年ぶりのワールド・ファイナル出場を果たすか、日本中が注目している。
そしてなんと今回!
前回のRed Bull BC Oneの記事の記載をきっかけにKAKUさんにスペシャルインタビューを行う機会を頂きました!
カルチャー紹介ブログである本サイト『Cul-into.com』にて取材内容を全て掲載します。
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超貴重!KAKUさんへのインタビュー実施!
常に楽しむことが大事
――ご自身が考える、BBOY KAKUのダンサーとしての強みはどんなところですか?
KAKU:決して流されないこだわりを持っているところです。
自分自身がブレイクダンスを始めた時に純粋に"好きになったもの"を、伸ばし続けたことが強みになったと思います!!
そして楽観的な性格も強みだと思っています。
――KAKUさんといえばヘッドスピン→2000のイメージがありますが、今現在KAKUさんが最も得意とするムーブは何ですか?
KAKU:最近、自分自身がバトルで意識している事ですが、パワームーブの時に音を聞いてスピンするという事が伸びていると思います。あとはオリジナルの単発の技でオブジェという技があり、それが決まればバトルの流れも変える事ができる技だと思っています。
――10代から活躍されていますが、10年前と比べて良くなった点を教えてください。
KAKU:"常に楽しむ事が大事"という気持ちが自分にも見ている人に対しても全面に出せるようになりました。
周りのサポートなどの良い環境は、自分がダンスを続けるうちに沢山増えていきました。
――悪くなった点は?
KAKU:やはり怪我などは増えました。あとはその怪我もなかなか長引くのでケアが大変です。大技への挑戦も難しくなってきました…
誰よりも自分の良さを信じて...
――過去2度出場されているBCONE World Finalで印象に残っていることはありますか?
KAKU:1回目の2006年は選ばれた時に泣いて喜びました(笑)
しかしそれで頑張りすぎて空回りし、出発3日前に首の神経を怪我してしまって悔しい結果に終わりました。
2回目の2009年は身体の調子も良く自分の踊りたい事は出来たと思います。
しかし相手のBBOY CLOUDは少し次元が違いすぎて雰囲気で持って行かれましたね。
――今回は3度目の正直でLast Chance Cypherへの出場権を獲得されたわけですが、
今年のBCONEには何か特別な思いをお持ちなのでしょうか?
KAKU:今回は実際、自分の今の実力を確かめる為に1回目のNEYAGAWA CYPHERに挑戦しました。
そこで過酷なルールの中でも自分の良い踊りが出来たので決勝まで進む事ができました。
バトルの楽しさに勝る、負けた時の悔しさが次へ次へとトライさせてくれる気持ちに変わりました。
でもそれは自分だけでなく応援してくれる周りの方や生徒がいたからです。今回は自分1人ではないという気持ちがとても強いですね!
――Last Chance Cypherへの意気込みを教えてください。
KAKU:今年のBC-ONEは、自分が初めて出場した2006年から10年越しでの日本開催なので、先ず絶対にLast Chance Cypherには出場しないと!思いました。
世界中から色々な気持ちを背負った強豪が来るので、誰よりも自分の良さを信じてそれを主張できるようにしたいと思います!
とにかく見ている全ての人を楽しませます!!
最後に
KAKUさんへのインタビューを通して、
・“好きなこと”を伸ばして今のスタイルにたどりいついた。
・楽しんでダンスをすることと、周りを楽しませること。
・周りへの感謝の気持ち大切にしている。
そんな印象を持ちました。
また、インタビューへの丁寧な対応から、ダンサーとしてだけではなく、人間的にも素晴らしい方だと感じました。
BC Oneはムーブ数が多く、パワームーバーのKAKUさんとしては、体力的にも厳しい戦いになると思いますが、力を出し切って満足のいく結果となることを願っています。
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