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音楽に酔うとはこういうこと。「The fin.」「DYGL」「DATS」の共演ライブに参加@恵比寿LIQUIDROOM
2018/11/13
こんにちは。
Cul-into.comのmagiyamaです。
今回、僕が参加したのは3つのバンド(The fin./DYGL/DATS)が共演したライブ。
恵比寿リキッドルームの13周年を記念したライブとして開催されました。19時過ぎに開演し、DATS、DYGL、The fin.という順番でライブが進行しました。一つのバンドあたり大体1時間、計3時間とどっぷり音楽に浸れて大変満足でした。
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DATS
DATSについて今回のライブをきっかけに初めて知りました。Spotifyに何曲かあったので簡単に予習していたのですが、生演奏を聞いて完全にノックアウト。かっこよすぎです。キャッチーな曲が多く、耳に残ります。特に『mobile』って曲がカッコいいです。全体的にダンサンブルな曲が多く、高速ラップがあったりと、曲の幅が広い。
DYGL
DYGLは当ブログでも取り上げたことがあるバンドです。
昨年解散したykiki beatのメンバーが所属しています。日本人離れした渋いロックを奏でます。
The fin.
そして、今回のライブのトリがThe fin.でした。
シンセポップでキャッチーな楽曲からシューゲイザーサウンドまで幅広い要素を含んだ音楽を奏でます。
彼らは兵庫県出身のバンドですが、現在イギリスに住んでいるとのことです。そのため、現在は一時帰国している状態。近日中にフジロックや韓国公演を控え、その後は全国ツアーがはじまります。しばらくは日本に滞在するのかもしれませんが、恐らくまたイギリスに戻るんだと思います。
日本や海外を飛び回るジェットセッター的な生き方に少し憧れてしまいます。個人的にイギリス在住で現地のカルチャーを浴びながら仕事ができるのがメチャメチャ羨ましいです。
現地UKインディシーンの直接影響を受けているのか、他の邦楽バンドにはない実験的なサウンドを堪能できました。前半に新曲『afterglow』を演奏していました。轟音の中にエフェクトがかかった声が反響し、身体がふわふわと浮いてしまうような感覚に包まれました。
The fin.の有名曲といえば、『Night time』が挙げられます。MVにモデルのemmaさんを起用したことも話題になりました。音楽に合わせてemmaさんが自由に踊る姿が印象的です。お洒落な映像作品ですので、一度ご覧ください。
今回のライブでも、終盤の方でNight timeが演奏されました。会場も「フー!」という歓声が沸き起こり、観客はまるで音楽に酔うかのように揺れ始めました。それは、とても心地の良い空間でした。
単一民族の日本だと、どうしても他の人と一緒の動きをしてしまいがちで、それはそれで一体感があって良いのですが、なんだか面白みにかけますし、強制的な感じがして窮屈です。
逆に世界中の音楽好きが集まるイギリスのグラストンベリーや多民族国家であるアメリカのライブなんかを見ていると、オーディエンスはおもいおもいのノリで音を楽しんでいるように見えます。今回のライブでは、それが楽しめたかなという印象です。オーディエンスそれぞれが好きなようにライブを楽しんでいた気がします。揺れ方や手の上げ方が例えバラバラでもそれはそれで気持ちが良いんですよね。
海外インディの国内公演や邦バンドの海外公演では、そのような機会にしばしば恵まれますが、邦バンドでここまでのライブは珍しいなと思いました。
なかなか日本のロックが海外に進出することは難しいですが、今回のThe fin.を始め、DYGLやDATSのように世界で通用するバンドがこれからドンドン増えていくと嬉しいです!
以上、ライブレポートを兼ねた簡単な紹介でした。イギリスから発信される彼らの活躍に期待したいです。
magiyama
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