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Red Bull BC One 2017 日本人出場者のバトルをまとめました。王者Issei惜敗。そして進撃のShigekix
2018/10/18
こんにちは。
Culintoのぽてとです。
世界最高峰のブレイクダンスのソロバトルイベントRed Bull BC One。今年のWorld Finalがオランダはアムステルダムで開催されました。
今年は世界各国から選りすぐりの招待選手15名と1名のオープン枠の計16人で激闘が繰り広げられました。
近年躍進を続ける日本のブレイクダンスシーンにあって、今年は3名のダンサーがWorld Finalに招待選手として出場しました。今回はその日本が誇るべき3名のバトルをまとめました。
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前回王者 Issei 二回戦で惜敗
昨年、名古屋で開催されたRed Bull BC One 2016で見事日本人初優勝を果たした、ディフェンディングチャンピオンのBboy Isseiさん。昨年の活躍も当ブログでまとめさせていただいています。
初戦の相手はキレのあるパワームーブとアクロバットを得意とするフランスのBboy Willyでした。浮遊感のあるアクロバットやパワームーブを繰り出し会場を沸かせるWillyに対し、Isseiさんは2ムーブ目のフリーズを決め切れなかったりと若干調子が悪そうでした。
それでも5−0で勝ち切るところは、やはり前回王者としての地力がありますね。それとWillyの方は、1ムーブ目と2ムーブ目のフリーズが被っているというのもマイナスポイントになっていそうです。
2回戦の相手はRed Bull BC One 2008の覇者、韓国のBboy Wingでした。前回の優勝から10年の時を経ても、全く衰えを感じさせないWingのムーブは、長身から放たれる必殺技のオンパレードでした。Isseiさんも得意のパワームーブコンボで応戦しますが、どこかいつもより勢いが感じられず4-1でここで敗退となりました。Red Bull BC Oneでの連覇というのは、さすがのIsseiさんでも難しかったようです。
史上初の女性出場者 Bgirl Ayumi 健闘するも1回戦敗退
Red Bull BC One開始以来14年目にして、World Final初の女性出場者となったBgirl Ayumiさん。初戦の相手は韓国の天才パワームーバーである、Bboy Killでした。世界最高峰のパワームーブに対して、オリジナリティのあるフットワークで勝負するAyumiさん。対照的なスタイル同士のバトルであり、ジャッジも難しかったと思いますが、結果は3-2でKillの勝利でした。
天才高校生 Shigekix 躍進のベスト4
弱冠15歳の天才高校生 Bboy Shigekixさんは、初出場にして快進撃を見せました。
初戦の相手はウクライナのLussy Skyでした。非常にオリジナリティのあるBboyで、独創的なムーブは見ていて気持ちがいいです。対するShigekixさんは高いスキルを音楽に乗せていくスタイルで応酬していきます。この大会ではShigekixさんの笑顔が印象的でしたね。笑顔で楽しそうに踊る姿が良い結果につながったのかもしれません。結果は4-1でShigekix。Lussy Skyもかなり良かったので、どちらが勝ってもおかしくないバトルだったと思います。
2回戦はロシアの実力者、Alkolilとの対戦でした。両者ともハイレベルなトリックを難なくこなすBboyであり実力も拮抗していたと思います。結果は3-2でShigekixさんの勝利。ベスト4へ駒を進めました。個人的にはAlkolilのトリッキーな動きも好きだったのですが、若く体力があり長めのムーブをしっかりとフリーズまで踊りきったShigekixさんに軍配が上がったというところでしょうか。
準決勝の相手はRed Bull BC One 2014の覇者、オランダのMenno。2014年当時、無類の強さを誇り、それ以降も安定した強さを見せるMennoは、自国開催ということもあり気合が入っている模様。Mennoの1ムーブ目と3ムーブ目が好きですね。フレッシュな動きもあり、フロアに入ってからムーブが終わるまで切れ目なく踊り続ける様が格好いいと思います。Shigekixさんもまだ余力がありそうな感じでしたが、結果は4-1でMennoでした。個人的には納得の結果でしたが、Youtubeでは低評価がかなり多いので、ジャッジに不満がある人も多いのではないでしょうか(笑)見ようによってはMennoのムーブは床でバタバタしているだけのようにも見えかねませんので、評価が難しいかもしれません。
まとめ
最終的に、Red Bull BC One 2017優勝者はBboy Shigekixを破ったMennoでした。自国開催で気合も入っており、個人的には納得の優勝でしたが、Youtubeでかなり低評価がつけられていることから、納得していない人が多いことが伺えます。どのような競技でも判定に納得ができないことはありますが、それも含めてその競技の面白さだと言えるような心にゆとりのあるファンになりたいですね。
今回はRed Bull BC One World Finalへ出場した3人のバトルは、どれも見応えがありとても楽しめました。結果については、本人たちとしては残念な部分があったかもしれませんが、我々いちファン的には、同じ日本人がこの舞台で戦っていること自体が誇らしいことですし、感動できる大会でした。また来年、出場者には頑張って欲しいと思います。
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