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音楽

Superorganism のライブレポート(ロンドン公演)

2019/07/08

Culintoのmagiyamaです。

ロンドンに来てからというもの、おそらく毎月1回以上はライブを楽しんでいます。チケット代がやはり安いのが、ライブに参加しやすい理由だと思います。

今回は「Superorganism(スーパーオーガニズム)」のライブに参加してきました(10/24@O2 Shepherd's Bush Empire)。

Superorganismは、国籍バラバラのメンバー8人で構成された多国籍バンド。ボーカルのオロノは日本人ということで、今年は日本メディアにも度々取り上げられていました。フジロック参加や渋谷WWWで公演も行っていたので、日本でも知っている人は増えたんじゃないかなと思います。

なんと今回のサポートアクトでは、日本でも話題のCHAIが登場しました。

この情報はまったく知らなかったので驚きました。ロンドンのライブではサポートアクトが大抵あるので誰かしら演奏するとは思っていましたが、まさかCHAIをロンドンで観られるとは。

前置きが長くなりましたが、さっそくライブレポートを紹介します!

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サポートアクトは「CHAI」

ライブ会場はロンドン西部のシェパーズブッシュ・エンパイア。先日Pale Wavesのライブでもここに来ましたが、昔の映画に出てきそうな美しい内装です。

入場は夜7時。CHAIの演奏は8時にスタートしました。

メンバー全員がピンクの衣装で現れ、一瞬で観客の目を釘付けにしました。みんな興味津々の様子。

僕は何度かCHAIの曲を聞いたことがあったのですが、改めて聞くとめちゃめちゃカッコイイですね。鳥肌立ちました。たぶん今回初めて聞く人が多かったと思うのですが、観客はノリノリで楽しんでいました。

MCでも英語で「ネオかわいい」を広めていました。どうやらロンドナーたちのウケもよく、みんな「Kawaiiiiiii」と叫んでいました。ABBAの替え歌には観客たちも大爆笑。CHAIのダンスをマネして楽しでいる人もいました。

CHAIがロンドナーたちにも受け入れらえる瞬間を目の当たりにしたライブでした。

「Superorganism」の演奏開始

9時ジャストに「Superorganism」がスタート。

惑星がスクリーンでクルクルと浮かぶなか、メンバーが入場しました。みんな、マントで頭を覆っていてまるで怪しい儀式が始まるよう。手にはなぜか月の形をしたボールを持っています。ボーカルのオロノはマントにサングラスでクールに決まっています。

まるでRadioheadのアルバム『In Rainbow』のようなカラフルな「Superorganism」という大量の文字がスクリーンに映し出されます。映像が美しい・・・

テーマ曲『SPROGNSM』から!

オロノの「Are you ready!!!!!」っという掛け声で、彼らのセルフタイトル曲「SPRORGNSM」がスタート。

ストロボの光とともに、ベースの重低音が会場に響き渡ります。落ち着いたチルな曲ですが、生で聴くと全然違いますね。身体全体が気持ちよく振動します。

今回初めて彼らのライブパフォーマンスを見たのですが、ステージ向かって左側のコーラス部隊は独特な動きをしていてインパクトがあります(笑)。

くねくねとダンスしたり、手に持った小さな月を振ったり、見ていて飽きません。月はおそらくシェーカーのようで振るとシャカシャカ音が出るようです。

『Nobady Care』 マグカップがキュート!

個人的に楽しみにしていた曲「Nobady Care」。これ聴きながら散歩すると気持ち良いんですよね。「Nobady care〜」て気の抜けた感じで呟いたりして。

ライブではオロノはマグカップで水分補給するみたいですね。

ステージ上だと「生意気なティーンエイジャー」みたいなキャラ(失礼)なんですが、マグカップ片手に歌う姿がとても可愛いらしいです。

ちなみに、この曲のMVはスクリーンにも流れていましたが、映画『IT』のジョージを思い出してしまうのは僕だけでしょうか...無限ループでずっと見ていたら気がおかしくなりそうです(笑)

『Orono's Time』早くもカリスマ性を発揮...

どうやらこの『オロノの時間』というのはライブ恒例のパフォーマンスのようですね。

これは、オロノが観客に質問を投げかけたり、逆に答えたりする時間です。日本のライブでもあったんですかね?わからないですけど。

たとえば観客が「オロノが好きな曲はなに?」と尋ねたり、逆にオロノが「(観客を指差して)どこから来たんだ?」と聞くなど、観客と積極的にコミュニケーション(ときどき煽り)を取っていました。

それにしても2017年にデビューしたばかりなのに、なんという堂々としたMC...

ステージ慣れしている人でも、ここまでできませんよ。

しかも、途中でハイな若い男性が「マイク貸してくれ」と言われ取られてしまったんですが、普通に「You are so hot(お前、最高にセクシーだな)」と冷静に言っていて、全く動揺していない模様。その男性はスマホで録画をはじめ、元カノについて何やら叫んでいました。ハイになりすぎ・・・

その後、オロノは「もっとアグレッシブに行こうぜ!ここは日本じゃないんだ!」と観客を煽り、会場は大盛り上がり。

なんと僕の目の前には大きなモッシュピットが出来上がりました...

『The prawn song』 モッシュピット発生!?

前述の通り、モッシュピットが僕のところで発生してしまい、屈強な兄ちゃんやお姉さんたちに揉みくちゃにされていました。気づくと端の方に流されていましたね(笑)。

小柄なアジア人に本場のモッシュはきついっす。大した怪我がなかったのは、たぶん最近通い始めたジムのおかげ。

しかし、このエビの曲とその次の『Everybody Just to be famous』は、めちゃめちゃ盛り上がりました。

この日一番だったと思います。モッシュがすごすぎてあまり記憶がありませんが・・・

『Relax』ゆらゆらリラ〜ックス

まだまだ彼らの勢いは止まりません。オロノは会場の観客を指差して、ステージ上に上がるよう指示します。しかも、数人ではなく、何十人もです。冗談で「数百人くらい選ぼう」とも言っていました。

オロノが観客を次々に指名するときに、やばめなSwear wordを叫んでいてヒヤヒヤしていたのですが、観客はなぜかめちゃめちゃ笑顔です。こういうのも受け入れられる文化なのでしょうか。日本では絶対に見られない光景ですね。

途中で「来て来てー」という日本語を使っていたのは、ギャップがあって可愛かったです。

曲の開始とともにステージ上と客席の観客が同時に踊り始める『Relax』。

曲名通り、その前のモッシュから落ち着き、みんなリラックスモードでゆらゆらと踊っています。多幸感に溢れていました!

アンコール『Something For Your M.I.N.D.』最後までお祭り騒ぎ!

さらにアンコールでは、さらなる衝撃的なパフォーマンスが!

なんと、巨大なシャチやスイカ、ドーナーツのバルーンが観客席に投げ入れられます。

僕の方にも目の前にシャチが飛んできて本当に焦りました。僕が触れる前に、そのシャチはマッチョな男に思いっきり後ろの方に投げ飛ばされてしまいました・・・シュールすぎ。

このパフォーマンスに会場も大盛り上がり。いろんなバルームがポンポン飛び交う中、彼らのデビュー曲「Something For Your M.I.N.D.」が始まります。

僕は離れたところに移動してしまったんですが、遠くから見ても良い意味でカオスな光景でした。

終盤の方で僕の周りのおじさんたちがいきなり「あいつ、まじか・・・」とザワザワし始めました。

目を凝らしてステージの方を見ると、なんとオロノが巨大なピザの上に乗って観客の頭上に飛び出したのです。もう衝撃的すぎて頭がおかしくなりそうでした(笑)。

ちゃんと最後はピザに乗ったままステージに戻っていきました。完全にアニメの世界です。

まとめ

本当に色々な意味で衝撃的なライブでした。「楽しさ」という点で言えば、ロンドンで見たライブのなかで一番かもしれません。

まるで、ファンタジー映画に迷い込んでしまった感覚です。曲やMVの世界観が見事に表現されたライブでした。彼らのライブもはや音楽のライブというより、サーカスを見ているような楽しさがあります。

CHAIとSuperorganism、両バンドとも今回のワールドツアーを経て一気にブレイクしていく予感。今後の活躍が楽しみです!

誰もがハッピーになれる素敵な夜でした。

<セットリスト>

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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