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音楽 読書 Culture

7月のカルチャー日記!今月は音楽と読書!そして、やっと洋書を読み終えました。

2018/11/13

こんにちは。
Cul-into.comのmagiyamaです。

今月はどちらかと言えば、インテリアに凝って家具のレイアウト変えたり、断捨離して新しく家具を買ったりして時間が過ぎてしまった気がします。なので、あんまりカルチャーと触れる機会はなかったんですよね。

今月は、音楽と読書が中心の1ヶ月でした。僕が摂取したカルチャーをいくつかご紹介します。

『BIG MAGIC Creative Living Beyond Fear』エリザベス・ギルバート著

大ヒット映画『食べて、祈って、恋をして』の原作著者でも有名なエリザベス・ギルバート氏によるエッセイです。この本では『クリエイティブな生活(Creative Living)』をテーマに、障害や心配を乗り越えてどのようにクリエイティブと向き合うかが書かれています。クリエイティブな生活を送る上で参考になるアイデアが散りばめられています。結局は「Just Do It」なんですが、説得力のある言葉でクリエイターになりたいと思っている方の背中を押してくります。論理的なところもあれば、若干スピリチュアルなところ(クリエイティブを擬人化したり)がありますので、そこは好き嫌いが別れそうです。『食べて、祈って、恋をして』を見て嫌いじゃなければ大丈夫でしょう。僕は、ある方に勧められたのをきっかけに、約1年かけてゆっくり読み進め、やっと先日読み終わりました。おそらく日本語版がないので、原書で読んだのですが、分かりやすい英語で書かれているので比較的簡単に理解しながら読めます。

いくつか感銘を受けた言葉を箇条書きで紹介します。

  1. Done is better than good”。世のなか、完成していなかったものが多い。そういったものは永遠に日の目を見ることはない。完璧なものを作ろうと時間かけるより、終わらせることに専念する必要がある。
  2.  作品を“私の赤ちゃん”と表現するのはやめよう。それは重たく考えすぎ。だから、作品を批判されると我が子のように自分も傷つく。作品はただの”モノ”でしかない。モノを作ったら、傍に置いて次のモノを作るだけ。
  3. どんなものでもすぐにはやめてはいけない。痛みを伴ったり、つまらないと思ったらやめてしまう人がいるが、それは良くない。そういった瞬間から、面白いことが始まったり、人を成長させたりする。
  4.  気分が乗らなくなったりしたときは、思い切って別のことをする。アインシュタインは“Combinatory Play”と呼んでいる。これは別のことにちょっと手を出すことで、頭の回路を拡張する作業。彼は、数学的パズルを解けなくなったときは、ヴァイオリンでソナタを少し演奏することで、だいたい答えがひらめくそう。

人生がときめく 片付けの魔法

何年か前に既に読んだ本ですが、今月は断捨離の参考にと再度パラパラと読んでみました。やっぱりコンマリさんは凄いですよね。本棚を捨てる際に大変役に立ちました。結果的に200冊ほど本を捨てたのですが、この本に書いてある『まずは全ての本を本棚から取り出しなさい』というアドバイスのおかげだと思います。何年も場所が変わってない本があるわけで、そういう本は動かさないと存在自体に気づかないケースが多々あるんですよね。このシンプルなアドバイスのおかげで、200冊ほど断捨離できました。ちなみにブックオフで買い取ってもらったらなんと6千円!!塵も積もれば、ですね。今は木箱を本棚にしていますが、良い感じです。本当に必要な本を厳選したおかげなのか、前よりも手にとって自然とペラペラ見返す機会が増えました。以前はやはりノイズが多くて本当に読みたい本を見つけづらい環境だったんだと思います。

http://cul-into.com/2017/07/17/post-3634/

恵比寿LIQUIDROOM 13周年企画のライブ

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先日の記事でも取り上げたライブです。今の20代(自分と同じ世代!)の活躍は物凄いです。柔軟に海外のカルチャーを吸収し、自分なりに解釈し、自分たちのスタイルに落とし込む。島国特有の閉鎖的なところが少なく、インターネット技術の発達をうまく利用するなど、デジタル世代の強みを生かして上手にグローバル化の波に乗っています。新しい技術を抵抗感なく受け入れることまできるのも強みで、アナログの楽器とデジタルのDTMを器用に共存させることもできます。「Youtube」「SoundCloud」「myspace」などの登場によって地理的な障壁もなくなっているので、膨大な広告宣伝や制作費無しに純粋に音楽性だけで海外で評価される機会が増えてきました。これは日本のバンドのみならず、様々な若手クリエイター、パフォーマーにとって今がチャンスだと思います。恐らくこれから海外への参入障壁がなくなったことによるコモディティ化が起きるので競合が増えていく可能性が高いので、うまくブランディングできない人たちは淘汰されていきます。なので、今どんどん色んなことに挑戦すべきだとこのライブをみて感じました。

音楽に酔うとはこういうこと。「The fin.」「DYGL」「DATS」の共演ライブに参加@恵比寿LIQUIDROOM

Phoenixの新作アルバム『Ti Amo』

フランスのインディーロックバンド。6月9日に新作アルバム『Ti Amo』を発表しました。ボーカルのトーマス・マーズは映画監督ソフィア・コポラと結婚していることでと有名。Phoenixは、僕が高校生のときにラジオで「ドライブ中に流すとモテるアーティスト」と紹介されていて、そこで初めて知りました。それからあまり聞いてこなかったんですが、大学時代に観たソフィア・コポラが監督を務める映画『ロスト・イン・トランスレーション』で挿入歌としてPhoenixの楽曲が使われていたのを知り、改めて関心が出ました。本格的に聴き始めたのは、同じ大学のフランス人の友人に勧められてからです。しっかり聞いてみるとエレクトロの要素がお洒落でハマりました。大学のサークルで行った舞台公演で『love like a sunset』をSEとし使用したのも良い思い出です。段々と壮大になっていく演出がカッコいいです。

今回のアルバムでも多幸感に溢れる曲が沢山収録されていて、Phoenixらしさというか、全くブレていないところに好感が持てます。1曲目の『J-Boy』なんて面白いでよね。最初に曲名を見たときに『日本人の男の子』って意味なのかなと思ってちょっと怪しさがあったんですが、歌詞にJust because of youとあったので、この略なんだと納得しました。しかし、この区切り方やイニシャルキャプス的に絶対に狙っているところはあるとは思いますが。ジャケットのハートマークと名前のように、全体的にTi amo(愛)に関連した曲が多い印象です。そもそもPhoenix自体、Loveをテーマとした曲は多めですね。こういったテーマだと下手したらダサくなりがちなのですが、Phoenixの場合、吹っ切れているところがあって逆にお洒落です。サマソニでも来日予定ですので、Phoenixは絶対にチェックです。テンション上がること間違いなし!

最後に

今月は映像作品よりも、特に読書と音楽鑑賞の時間が多かったです。映像作品はどうしても時間の拘束がありますが、読書や音楽はスキマ時間が使えますからね。でも、おかげでインテリアにたくさん時間を割くことができました。インテリアはお金をたくさん使ってしまうので一旦休憩中ですが、もう少しやりたいことがあるので、それが完成すれば一区切りつきそうです。それも別の機会で紹介したいですね。あと、かなりプライベートのことなんですが、先日ITパスポートの試験を受けてきました。しばらく勉強していたんですが、なかなか受験するタイミングを逃し、やっと今月受験することができました。8月に結果が出る予定なので楽しみです。この「文系女子のためのITパスポート合格テキスト」がオススメです。どんな人もITの基礎知識は必要だと思うのでITパスポートは持っていて損はないと思います。

他にも軽井沢に旅行に行ったりと、こんな感じで7月は忙しかったです。8月はカルチャー関連のイベントがあるので、色々とレポートができそうです。また来月末もまとめたいと思います。では。

追記:久しぶりにドラクエがやりたいです。

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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