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Kindle歴7年の僕が感じた7つのメリット

2018/10/15

こんにちは。
Culintoのmagiyamaです。

引越しのタイミングになってしみじみ実感するのがKindleを買ってよかったということです。

1年前に天井までびっしり本が詰まった本棚を断捨離しました。本はもう一度読む可能性のあるものだけを残し、あとは電子書籍で運用することにしました。

今回引越しすることになり、最小限の本だけを梱包するだけなので非常に楽でした。

結局、引越しのタイミングでどうせ本を捨てるなら初めから「持たない手段」を考えた方が得策です。

ちょうどkindleで読み始めて約5年が経ちました。kindleで読めば読むほど、その便利さが身に染みて実感できます。今回は、kindle歴5年の僕が実感したkindleの5つのメリットを紹介します。

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1.本を持たなくていい

やっぱりこれがkindleで一番のメリットだと思います。読みたい本があるときはAmazonでkindle版を優先的に購入します。もしなければ、仕方ないので紙の書籍を購入します。

本って1冊だけだと小さく感じますが、本はダンボールにたくさん詰め込むと見た目以上に重たいです。書店員を経験したことがありますが、あれは過酷な肉体労働でした。

先日の引っ越しに伴い、お気に入りの本だけ残してあとは処分しました。kindleであれば、保管場所や処分を気にせず本を買うことができ、どこでも読みたい本が読めます。紙の本は誰かに貸したいときや本当に手元に残しておきたいときだけ買います

2.レイアウトの標準化ができる

kindleで繰り返し読んでいて気付いたメリット。活字メインの本であれば、文字の大きさを均一にでき、同じレイアウト(フォント、大きさなど)で読むことができます

これがどうして良いかと言うと、本が変わってもレイアウトが同じであれば、同じ目の動きで読めるからです。

もし本によってフォントや大きさが違うと目が慣れるまで時間がかかってしまいます。kindleなら同じ条件で他の本にシームレスに移ることができます。

ただ、文庫本の縦書きであれば、上記の通り読みやすいのですが、実用書などは横書きだったり、1ページまるまる画像データの場合もあったり、そういったものは細かなフォント設定がでないようです。

3.隙間時間に読める

一気に読もうと思うと挫折しそうになる本でも、通勤や移動時間に少しずづ読んでいれば、いつのまにか全て読み終わっていることがあります。

分厚い本だと残りのページの厚みで「まだこんなに残っているのか……」と圧倒されてしまうことはないでしょうか。一方、Kindleの場合は良くも悪くも先が見えないので、目の前のページを淡々と読み進めていくしかありません。

ミヒャエル・エンデの児童小説「モモ」を読んだことはありますか?そこに登場する道路掃除夫ベッポはこんなことを言っています。

「一度に道路ぜんぶのことを考えてはいかん。わかるかな?つぎの一歩のことだけ、つぎの
ひと呼吸のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな。」

「するとたのしくなってくる。これがだいじなんだ。たのしければ仕事がうまくはかどる。こういう
ふうにやらなきゃあだめなんだ。」

「ひょっと気がついた時には、一歩一歩すすんできた道路がぜんぶおわっとる。どうやって
やりとげたかはじぶんでもわからんし、息もきれてない。」

「これがだいじなんだ。」

ーミヒャエル・エンデ著『モモ』

果てしない道を掃除するときのコツです。

これと同じでKindleで目の前のページを読んでいると、いつのまにか分厚い本1冊を読み終えていることに気づきます。

4.片手で操作できる

本だとページを開くためには両手を使う必要があります。

Kindleであれば、kindle端末もしくはiPhoneで読むときに片手でページ送りが可能です。重い本に両手が疲れることはなく、身動きがとれない満員電車でも、指先さえ動けば読書が可能です。

Kindle paper whiteだと画面にタッチして片手でページ送りが可能ですが、Kindle oasisやKindle voyageだとベゼルを押し込むことでページ送りができるので、後者の方がより便利です。僕はKindle Voyageを愛用しています。

5.読みたい度Max時に読める

「読みたいと思ったときに読む」は読書する上で肝心です。そのときに読まないとタイミングを逃し、積ん読する羽目になります。もったいないし読むか・・・と思って仕方なく読むよりも、「読みたい」「知りたい」という気持ちが強い状態で読む方が、得られる「気づき」や「学び」が圧倒的に違うと思っています。

書店で立ち読みしておもしろくて衝動的に買っても、家に帰る頃には別のタスクに追われて、袋から取り出さず結局読む機会を失うことだってあります。この場合、立ち読みのときがモチベーションのピークだったということですね。Kindleであれば、モチベを高い状態で間をおかずに読書をはじめることができます。

6.洋書へのハードルが低くなる

wordwise機能で難解な単語をわかりやすい言葉で理解できる

「洋書を読みたいな」そう思ってもハードルが高くて一歩を踏み切れない人がいると思います。

洋書は値段が高くて、分からない単語を調べながら読むのが時間がかかり面倒だと思います。Kindle版の場合、洋書は紙の書籍と比べて手頃な値段で購入できることが多いです。きっと紙の本だと海外から輸入しないといけないので、余分な費用が発生してしまうんでしょうね。まあ、あのペーパーバックが好きで所有欲が満たされる人もいますが……

kindleには辞書機能が標準で付いているので、長押しするだけで意味を調べることができます。知らない単語は文脈で判断して読むのが一番早いのですが、あまりにも分からない単語が多いと内容が把握できなくなります。単語を調べたいときは一瞬なので、読書スピードは極端には落ちないと思います。

あと便利なのがWordwise機能。難解な単語の上に、簡単な英語で意味を自動で載せてくれます。これのおかげでいちいち辞書を調べなくても、読むスピードを維持したまま英語で理解することが可能です。

wordwise機能を適応する単語は増やしたり減らしたり、自由に調整できます。あまりに説明文が多いと読みづらいですからね。

7.kindle highlight(メモとハイライト)が便利

読み終わった本で「印象的な箇所」や「気づき」をiOSの標準メモアプリに記録しています。

Kindle端末でハイライトを付けることができるのですが、それをWeb上でまとめて閲覧できるのが「Kindle highlight」です。

下記ページから直接、自分のハイライトを確認できます↓↓
メモとハイライト

メモしながら読み進めることもありますが、面倒くさいときはことKindle highlightから「全選択→コピペ」でメモアプリに貼り付けます。そのあと、レイアウトが少し崩れるのて整えて、必要であれば、追加でメモをしています。

本からエッセンスだけを抽出して記録するという方法は「レバレッジ・リーディング」という本を参考にしました。

最後に

ついついkindle愛が溢れてしまい長文になってしまいました。

僕が最初に手に入れたkindle端末は日本発売前の海外版で、米amazonから購入しました。そこに日本語辞書を入れて洋書を読み始めたのがkindleを愛用することになったきっかけです。

その後、日本でも発売となり、日本語書籍対応とのことだったので、Kinale2台目を購入しました。しかし、あまり使い勝手が良くないなと感じ、しばらく使わず放置していました。それから、kindle paper whiteとkindle voyageが発売となり、僕はvoyageを購入することにしました。

【ガジェット】読書体験が向上!今更ながらKindle無印からkindle voyageに買い替えました。

そのvoyageが思いのほか使いやすく、電子書籍で読書する喜びを久しぶりに実感しました。paper whiteも同じですが、やっぱりバックライトがあるのでどこでも読めるし、画質も良いので文字が潰れることもありません。そこからずっとvoyageを愛用しています。

Kindle、本当にオススメです。

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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