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いつもと違う楽しみ方で。京都で本屋巡りをしてきました。ついでに近場のカフェも紹介。
2018/11/16
こんにちは。
Cul-into.comのmagiyamaです。
このGWで京都観光に行ってきました。
京都と言えば、神社やお寺などの歴史的な観光名所が思い浮かびますが、今回は違った観点から楽しんできました。
それは『本屋巡り』。
京都には面白い本屋さんが沢山あります。
それぞれ個性があり、実際に行ってみないと分からない魅力があります。
今回は本を持って是非行きたい近場のカフェも含めて紹介します。
京都駅に降り立った後、まずはバスで神宮丸太町に向かいました。京都駅はGWで人混みは凄かったので、すぐに駅から脱出です。
今回訪問したお店とその周辺は以下のマップの通り。
それでは、本屋巡りスタートです。
① 誠光社
最初はこちら『誠光社』です。
京都の有名本屋『恵文社』の書店員だった方が独立して開業した本屋です。
取次店を介さずに出版社から直接仕入れることで、独自の流通を作ろうと試みています。小規模な経営を行うため、店主が自ら選書から店番まで行っているそうです。
民家の間にあるお店は“街の本屋さん”というテーマに忠実です。
2015年11月にオープンした店内は木材の温かみがある本棚が広がっています。本との親和性はバッチリの木材です。
僕も1冊文庫本を購入しました。
② Hedgehog Books and Gallery
誠光社から少し北上すると見つかる本屋。
アートやデザインに関する書籍を取り扱う他、アーティスト作品の販売や展示も行っていました。
その他にも、洋書や幾何学模様の小物類、ポスターなどがあり楽しめました。
本屋というよりはギャラリーの方が近いかもしれません。
③ かもがわカフェ
Hedgehog Books and Galleryの2階にあるのがかもがわカフェです。
神宮丸太町に来たついでに寄ってみても良いかもしれませんね。店内は外観からは想像できないほど広いです。深みのある木材のテーブルと椅子があり、落ち着ける空間です。
僕はアイスカフェオレを注文して読書をしました。
ちなみに値段は590円。
僕のようにひとりで来ている人もいれば、複数人で楽しそうに談笑しているグループがいたりと様々な客層です。
④ 京都岡崎 蔦屋書店&スターバックスコーヒー
こちらは2016年1月にオープンした『京都岡崎 蔦屋書店』です。
少し遠いですが、神宮丸太町から歩いて約15分で行けます。
この蔦屋書店は『ロームシアター京都』内に入っているのですが、この建物は元々は建築家である前川國男さんによって設計された京都会館をリノベーションして造られたものになります。
蔦屋書店の他に、1階にスターバックスコーヒー、2階にはレストランもあります。
書籍数は多い方ではありませんが、日本の生活様式や伝統、歴史に焦点を当てた書籍が多い印象でした。購入した本とスターバックスのコーヒーでも買って、外のテラス席で飲んだりするのも良いですね。
すぐ隣は、『岡崎公園』です。天気が良ければ、コーヒー片手に公園で読書も心地が良いと思います。
⑤ 喫茶マドラグ
今回の京都観光でテーマ関係なく個人的に行きたかった喫茶店。
上の写真のようにふわふわの玉子サンドが有名なお店です。
蔦屋書店からバスに乗って府庁前で降り、10分ほど歩きました。
やっと辿りついたところでこのような看板が・・・
かなりの人気店で予約しないと入れないそうです。一応その場で18時半に予約したのですが、夕方ごろに食材が切れてしまったとの電話があり、今回は断念。11時半のオープンと同時に行っても、予約になる可能性もあるそうです。
せっかくなので、外観だけ写真を撮りました。またの京都観光の際にはまた挑戦したいです。
⑥ 月と六ペンス
喫茶マドラグからしばらく東に歩くと見つかるのが、隠れ家的な喫茶店『月と六ペンス』。
もちろんこの喫茶店の名前はサマセット・モームの同名小説が由来です。
学生時代に通っていたので、久しぶりに行ってみようと思っていたのですが、この通り・・・
定休日でした。
店内はアパートの一室のような広さですが、静かで読書に集中できる環境です。コーヒーも美味しいのですが、トーストセットもお気に入りです。こちらもまたの機会です。
⑦ Cafe Bibliotic Hello!
こちらも学生時代に通っていたブックカフェ。
今回の京都観光では特に寄る予定ではなかったのですが、一緒の通りにあったので写真だけパシャリ。
外に植えられたバナナの木はかなりインパクトがあります。
店内を少し覗くと、さすがGWだけあって混み合っていました。
値段設定は若干高めですが、店内は吹き抜けの天井の高さまである本棚があり、高級感のあるお洒落な雰囲気です。
夜は上品な雰囲気が漂う大人の空間になっています。読書はもちろん、デートにも良いかもしれません。
老舗の有名店なので、一度行ってみてはどうでしょうか。
⑧ 三月書房
さらに東に向かいと見つかるのが『三月書房』です。
独特の品揃えで有名な街の本屋さんです。
サブカルから古典まで幅広いジャンルの本が揃っています。
音楽系ではビートルズの書籍がたくさん置いてありました。また意外にも漫画『タラレバ娘』が全8巻揃っていました。岩波文庫も豊富にあり、ゆっくり見たいなと思ったのですが、時間の都合上、この日の書店巡りは終了。
次の日に行った本屋はこちら。
⑨ 恵文社 一乗寺店
最後はやはりこの本屋!
本屋好きは誰もが知っている『恵文社 一乗寺店』です。
京都に来たら絶対に僕が立ち寄る場所です。
恵文社は一乗寺駅の近くにあるため、少し移動が必要かもしません。
この辺りはラーメン屋の激戦区なので、ラーメンもついでに食べるのもアリですね。
僕が本屋の魅力にハマったきっかけも恵文社からです。
恵文社は、『世界で一番美しい本屋 10』に日本で唯一選べれた本屋でもあります。
実は店内や外観の美しさだけなく、もっと魅力的なところがあります。
それが、本のセレクトショップというコンセプト。
恵文社に行けば、読みたい本が見つかるということで、全国からわざわざ足を運ぶお客さんもいます(僕もそのひとり)。
大型書店に行くと、やはり本も玉石混合の状態です。初めからこれは面白いですよと数を絞って提案されるのはやはり、モノや情報がありふれた現代社会では大変ありがたいことですね。自分と同じセンスを持った本屋を探して通うのも、信頼できる本好きを持ったみたいで面白いですよね。
僕も恵文社でこちらを購入しました。
インテリア系にも最近アンテナを張っていたので興味のある本があったのですが、最近将来のことについて考えることが多かったのでこういう系統の本に惹かれてしまうのかもしれません。ちなみに外山さんは、東大生協と最も売れたという『思考の整理学』の著者でもあります。
やはり恵文社は安心感があります。毎回おもしろ本が見つかります。本以外にも本にまつわる小物やその他グッズも販売しているので、そちらも併せて楽しめます。
以上、今回の京都の本屋さん巡りは終了です。
最後に
「本なんて大型書店やネットでいつでも買えるじゃないか」という意見もあります。
しかし、僕はその時々の出会いやきっかけが一番大事だと思っています。
もしかしたら、旅先で出会ったのは運命かもしれない。後で買おうと思ってもどこも取り扱っていないかもしれない。自分で探すのも結構な手間なので結局読む機会を逃す可能性もあります。
読みたいなと思った時が、モチベーションの最高点です。その勢いで買ってしまうのが読書には大切なのかなと思います。服やファッション小物の場合、衝動買いをして後悔することもありますが、本の場合はそこまで高くなく、読書体験で得られる知識や発見のことを考えると十分元がとれるレベルです。
昔、高校時代に友人が「おれは本にお金をケチらないんだ」と言っていました。かっこいいなと思い、それから僕も同じ考えですが、やはり今でも変わらずその考えです。本は将来の自分への投資と考えています。そのようなスタンスで本と向き合うことで出会いのチャンスを逃すことを避けられます。
また、本屋巡りを行った際にはまとめてみたいと思います。
それでは、素敵な読書ライフを。
KYOTO本屋さん紀行 (玄光社MOOK KYOTO INTELLIGENT TRIP 2)
magiyama
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