Stella Donnelly(ステラ・ドネリー)

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音楽

「ステラ・ドネリー」に会いにいく。オーストラリア出身のミレニアル世代SSW

Stella Donnelly (ステラ・ドネリー) のライブに行ってきました。

ステラ・ドネリーは、オーストラリア出身の若き女性シンガーソングライター。個人的に最近猛プッシュしているアーティストです。

昨年2017年にファーストEP「Thrush Metal(スラッシュメタル)」をリリースしたばかり。

今回は、そんな彼女の魅力をご紹介します。

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ステラ・ドネリーとは?

前述のとおり、ステラ・ドネリーは昨年1枚のEPを発売。その後、今年2018年6月にアメリカのレーベル「Secretly Canadian」から改めてレコードが発売されています。

まだまだ情報が少ないので、この記事に詳細をまとめます。

1.オーストラリア・パースを拠点

ステラ・ドネリーは、パース(西オーストラリア)を拠点としています。

母親の故郷であるイギリス・ウェールズで生まれ、西オーストラリアで育ちました。

現在、年齢は26歳(2018年時点)のミレニアム世代。曲はアコギの優しい引き語りですが、彼女の曲には現代の社会や差別に対する、実体験を踏まえた強いメッセージが込められています。

2.高校ではグリーン・デイを歌う

ステラが通うオーストラリアの高校では、米ロックバンド「グリーン・デイ」の曲を自身のバンドで歌っていました。その後、西オーストラリア・パフォーミングアート・アカデミーで学びながら、次第に興味関心はジャスや現代音楽に移っていきました。

ステラが歌うグリーン・デイ、いつか聴いてみたいですね(個人的にGood Riddanceを引き語りしてほしい...僕もグリーンデイを聴いて育ちました)。

彼女が宿すパンク精神は、グリーン・ディの影響なのでしょうか。

ちなみに西オーストラリア・パフォーミングアート・アカデミー(エディスコーワン大学内のスクール)は世界を牽引する芸能スクールであり、俳優ヒュー・ジャックマンを輩出しています。

3.バンドとしても活躍

「Bells Rapids」や「BOAT SHOW」というバンドのギタリストとしても活躍しています。上の動画でもボーカルの後ろでギターを演奏していますね。

ソロ自体はこれまで長年取り組んでいたそうですが、ソロ作品を今回のように発表するのは初めて。

4.BIGSOUNDとSXSWに出演

彼女はすでにいくつかのフェスに出場しています。

BIGSOUNDはブリスベンで開かれる音楽フェス。そこでは「The Levi’s® Music Prize」という中堅ミュージシャンの活躍を後押しするコンテストが2017年から始まりました。

その記念すべき第1回目はステラ・ドネリーがなんと受賞!世界に名を広めるきっかけになりました。まるでハリー・ポッターのクィディッチの試合のようだったと表現しています。

その後、USツアーとSXSW出演(米テキサス州の大型フェス)を経て、アメリカのレコードレーベル「Secretly Canadian」と契約に至りました!

5.「スラッシュメタル」の意味は?ジャケットの写真は誰?

曲はアコースティックの引き語りなのに、なんとEPタイトルは「Thrush Metal(スラッシュメタル)」。気づいた方もいるかもしれませんが、スラッシュのスペルが、音楽ジャンル「Thrash Metal」とは異なります。

「Thrush」の意味は・・・調べてみてください。ステラのユーモアを感じますね。

そしてジャケットは、女の子がヌードルを口からこぼしながら食べている、ちょっとお下品でインパクトのある写真。

実はステラ・ドネリー本人です!

おばあちゃんは「スラッシュメタル」というタイトルと、ヌードルを食べるステラの写真を見て仰天してしまったそう。

6.ラブソングは1曲だけ(2018年時点)

ステラ・ドネリーがライブで話していました。

かわいらしいルックスと曲調から優しくラブソングが多いのかと思いきや、愛について書いた曲はなんと1曲だけ。

それは「Mosquito」という曲。これまで発売されたCDには収録されていません。もしかすると今後のアルバムに収録されるのかもしれません。上記の動画だと、25分〜で演奏しています。

歌詞にはちょっと気まずい言葉(vから始まるおもちゃ)が含まれていて、ステラはこの曲を歌うと「お母さん、ごめんなさい!」という気持ちになるとのこと。

他にも失恋ソングは2つあるそうですが、ステラの曲は人種差別や社会に対する怒りや思いを赤裸々に表現した曲の方が多めです。

おすすめ曲を紹介

ステラ・ドネリーの作品の中で、オススメ曲を紹介します。

1.「Boys Will Be Boys」

普通に曲を聞くと、優しくて心地良い曲だなと思うはず。

しかし、歌詞にご注目ください。この曲は自分の友人に起きた事件をきっかけに書いた曲。「性的暴行の被害者がなぜ責められなければいけないのか」と強い怒りとメッセージが込められています。

Genius 「Boys Will Be Boys」

サビのエモーショナルな叫び、そして曲の最後の一言では、ステラの感情が痛いほど伝わってきます。

2.「Mechanical Bull」

オーストラリアのバーで働いていたときの実体験がもとに生まれた曲。ある男性にセクハラを受け、それに対する煮えたぎる怒りをぶつけた曲。

メカニカルブルは、ラウンドワンのスポッチャにある牛の乗り物です。メカニカルブルみたいに「あなたを振り落としてやる!こっちに来ないで。一人にさせて」という気持ちを表現しています。

ちなみに「You Owe Me」という曲も、バイト先の上司に対する怒りをぶつけた曲です。

3.「Beware of the Dogs」

この曲では、故郷オーストラリアの先住民族に対する人種差別について批判しています。

4.Time after Time(カバー)

世界の歌姫シンディ・ローパーの名曲をカバーしています。

ライブでは色々とカバー曲を披露するみたいです。

ロンドンのライブでは「イギリスのローカルバンドの曲をカバーするよ。知らなかったらググってね」と言い、みんな誰だろうと想像していたら・・・

「それではビートルズの『Across the Universe』!! みんな知ってる?」と言ってロンドナーは大爆笑していました(笑)。

ロンドン公演で挨拶してきました

ステラドネリー

終演後は、物販コーナーに登場。僕も勇気を持って話しかけました。

「日本の大ファンです!」と伝えると「日本のどこからきたの?いつか日本でもライブしたいな」と話してくれました。

その場でレコードを購入すると、写真とサインを快く承諾してくれました!嬉しすぎです。

物販コーナーには、シンプルでかわいいデザインのTシャツも販売されていました。

ステラドネリー

Mechanical BullのMVがモデル

ステラいわく、Tシャツのイラストは日本人デザイナーの「ルーさん(?)」という方が担当したそうです。

調べても検索でヒットしないので、もしかしたら名前がちょっと違っているかもしれません。うーん、それにしてもこのイラストのタッチどこかで見たことある気がするんですが・・・

「日本でもぜひライブしてください!」と伝えました。いつか日本でも見られる日が来ることを願っています。

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magiyama

magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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