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旅行

英国コーンウォールとデヴォン7日間の鉄道旅2/4(Looe編)

2021/08/17

前回の St Ives 編からの続きです。

7 月 27 日は St Ives の Carbis Bay から Looe という港町に向かいました。

St Erth 駅から出発

Carbis Bay からバスで St Erth 駅に行きました。

タイミングの良い電車がなかったため、40 分くらい待ちました。売店があるので、ミルクティーを買って読書しながら待ちます。現金しか使えませんが、£2 くらいなので良心的です。店員のおばちゃんも優しくてほっこりしました。

ロンドンでは "Mind The Gap(隙間)" ですが、こちらは "Mind The Step(段差)" なんですね。

Liskeard 駅で Looe 駅行きに乗り換え

Liskeard 駅と Looe 駅間は渓谷を通り抜けるので景色を楽しめます。

小川がだんだんと大きな川になっていく様子や、そこに暮らす水鳥たちの自然な姿を観察できます。

途中で電車の進行方向が変わり、ユニバのバックドロップ状態になります。進行方向が切り替わった後の右側がおすすめなので、出発時は左側かつ後ろ向きに座ると良いと思います。

Looe(ルー)に到着

Looe に到着しました。ここから中心地の宿まで 15 分ほど歩きます。

高い場所に立ち並ぶ建物がレトロで可愛らしい町です。

大きな Looe River が流れています。この川の河口に面した町が Looe です。到着した時間帯は干潮なのでボートが転がっています。

B&B Little Mainstone

Looe の宿は Little Mainstone という小さな B&B に泊まります。

素敵なマダムがオーナーのアットホームなB&Bです。

「Looe は初めて?」と聞かれたので「Yes」と答えると、予約の要らないレストランをいくつか教えてくれました。

部屋は若干狭いですが、綺麗で快適です。

案の定、ここも歯ブラシやバスローブなどのアメニティはありませんが、ティーの量は過去最多です。ホットチョコレートも置いてあります。歓迎の意が伝わってきますね。B&B のこういうところ好きです。

Looe にはビーチもあり、みんな海と太陽を楽しんでいます。

お昼は、The Courtyard Cafe & Wine shop でクラブサンドイッチを食べました。意外とボリューミー。

Crabbing(カニ釣り)に挑戦

どうやら Looe では Crabbing(カニ釣り)が有名のようです。子どもたちが川辺でカニ釣りを楽しんでいます。

釣ったカニは家で食べるのかなと思ったのですが、どうやらリリースがルールのようです。

見ているとだんだん自分もやってみたくなりました。

釣り用ネット、バケツ、餌(鶏肉)をセットで £4.5 で売っていて、終わったら回収してくれる店を見つけたのでそこで一式手に入れました。

このネットに餌を入れて川に放り投げます。勢い余って自分が落ちないように注意!結構高いので危険です。

1 回のスローインで大量に釣れて焦りました・・・鶏肉を美味しそうに食べています。バケツに海藻や石を入れてあげたほうがカニたちは安心するそうです。

中学生くらいの女の子に「名前は何ていうの?」と聞かれて「まだないよ」と答えると、「じゃあセバスチャンにしよう」と言われました。「セバスチャンってロブスターやん」と心の中でツッコミましたが、あとで調べるとリトル・マーメイドのセバスチャンはカニらしいです。

釣ったカニを元の川に返してあげます。しかし、ここで悲劇が。

突然、1 羽のカモメが僕の逃したカニを捕まえて、生きたまま目の前でバリバリ食べてしまったのです。自然の摂理とはいえ、普通にトラウマレベルです。

カニ釣りに疲れたので、宿に戻り夜ご飯を食べに出かけました。

Looe の夜

トラウマ事件の後ですが、クラブリングイネをどうしても食べてみたかったので 、宿の主人おすすめの The Golden Guinea というレストランに行きました。

カニがふんだんに入っていて美味しかったです。Looe に来たらぜひカニ料理を食べてみてください。

夜になると、とても綺麗なライティングが楽しめます。川が深くなっていてボートがぷかぷか浮かんでいます。

7 月 28 日 Looe 出発

ちょっと飽きてきましたが、B&B 定番の Full Breakfast です。食べきれないと思い、一部を予め除いてもらいました。でも、美味しかったです。

朝は潮が満ちているので、また違った町の雰囲気を楽しめます。川の水が澄んでいて色も綺麗です。クラゲが泳いでいる姿も見れました。

短いですが、これで Looe での滞在は終わりです。次はデヴォン州の Plymouth に向かいます。

さよなら、コーンウォール。続く...

英国コーンウォールとデヴォン7日間の鉄道旅3/4(Plymouth編)

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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