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旅行

オックスフォード大学の寮で朝食を

オックスフォードに1泊2日で行ってきました。

オックスフォードでは大学寮に泊まって、ハリーポッターのロケで使われた食堂で実際に朝食をとることができるという話を聞き、いつか行ってみたいなと思っていました。

常に予約が埋まっているクライストチャーチですが、海外からの観光客が減っているせいか運よく泊まれることになりました!

ロンドンからオックスフォードは、電車で1時間ほどです。近いですね。

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1日目 オックスフォードを観光

クライストチャーチのチェックインまで時間があったので街を散策しました。

古い街並みが美しく治安も良さそうです。

ゴミや落書きがほとんどなく街の景観が綺麗に保たれています。

帽子専門店など、ジェントルマンなお店も並んでいます。

アリスショップ(Alice's Shop)

クライストチャーチの近くまで行くと、アリスショップを見つけました。

アリスといえば、大学の言語学の講義でハンプティダンプティを通して「言葉の恣意性」について学んだことを覚えています。それ以来ファンです。ハンプティダンプティのキモ可愛いマグネットを見つけたので購入しました。

日本人の店員さんもいらっしゃってほっこりしました。

近くにテムズ川が流れていて、パンティングを楽しんでいる人もいました。その日は20度を下回っていたので、ちょっと寒そうです。

The Covered Market

カバードマーケットという年季を感じるショッピングセンターを見つけたので入ってみました。

入り口にあるマッチョなクッキーマンが絶妙に気持ち悪いです笑

その日は日曜日だったのでお店がほとんど閉まっていましたが、全体的な装飾がレトロで可愛いですね。

たぶん「ハリーポッターとアズカバンの囚人」に出てくるヒッポグリフ。

不思議の国のアリスに登場する時計を持った白ウサギ。でかい!

Coba Bubble Tea

ポストイットが無数に貼り付けられたインパクトのあるタピオカ屋さんに入りました。

支払いは現金だけ。クレカは使えないので注意です。ATMまで走りました。

黒糖タピオカミルクティーうまい!

薄脆煎餅というクレープ(ワンタン?)生地の食べ物も注文。中に卵やハム、パクチーなどが入っていて少しピリ辛でおいしいです。ボリューミーなので、お腹いっぱいになります。

ため息橋(Bridge of Sighs)

有名なため息橋。学生さんが写真を撮っていました。

Turf Tavern(隠れ家的パブ)

ため息橋の近くにある狭い路地を抜けると、隠れ家的パブがあります。

クリントン元米大統領が「マリファナを吸ったが、肺には入れなかった(smoked "but did not inhale" marijuana)」と言い訳した場所として有名です。

オックスフォード科学史博物館 (History of Science Museum)

まだまだチェックインの時間ではないので、オックスフォード科学史博物館に行きました。

予約が必要との事でしたが、ウォークインも可能でした。

日時計や羅針盤など、ロマンを感じるものが多く展示されています。日本のそろばんなども置いてありました。

内装が綺麗だったのでパシャリ。

オックスフォード大学クライストチャーチ

やっとチェックインの時間です。関係者以外はここから入れませんが、守衛さんに「チェックインしたい」と言うと、受付に案内されました。

通常だと入場料がかかりますが、宿泊客はもちろん無料でクライストチャーチに入れます。

ハリーポッターに出てくる回廊みたいでテンションが上がります。

"クライストチャーチ"なので、もちろん教会もあります。

この階段は「ハリーポッターと賢者の石」でマクゴナガル先生が生徒たちを出迎えた場所です。この先には食堂があります。

The Meadow Building(学生寮)

チェックイン時にマップを渡され、ここに行くよう案内されました。

部屋に到着!

机が広くて感動しました。確かにこの部屋なら勉強も捗りそうです。

良い匂いのシャンプーとコンディショナーが用意されています。バスローブや歯ブラシなどのアメニティはありませんが、ティーは充実しています。

学生寮の窓からは公園が見えます。
部屋でゆっくりした後、引き続きオックスフォードの街に繰り出しました。

The Grand Café

The Grand Café というイングランドで最も古いコーヒー・ハウスを見つけたのでイン。

さすが歴史があるカフェ。内装がとても綺麗です。

フードの注文が必須とのことだったので、チョコレートのケーキとカフェラテを注文しました。お値段はそこそこしますが、良い体験になりました。お腹が空いていたら、アフタヌーンティやクリームティも良いかもしれません。

OLD TOM(タイ料理系パブ)

夜は OLD TOM というパブでタイ料理をテイクアウェイして部屋で食べました。
パブの中は落ち着いた雰囲気で、イートインしても良かったかもしれません。

エビのパッタイと牛肉のスープを注文しましたが、どちらも美味しかったです。
ロンドンにもここの系列のレストランがあるらしいのでいつか行ってみたいです。

2日目: クライストチャーチの食堂で朝食

念願の朝食!

これがハリーポッターのロケで使われた食堂です。これだけでも来て良かったとなりますね・・・

コーヒーをなみなみ注いでくれたので溢れそう。クロワッサン、美味しかったです。

フルイングリッシュブレックファストはやっぱりお腹がいっぱいになります。

「イギリスでおいしいものを食べたかったら三食これを食べろ」と皮肉を言った英国の某小説家がいましたが、普通に三食は無理ですね・・・

オックスフォード大学自然史博物館 (Museum of Natural History)

朝食の後、チェックアウトしてオックスフォード大学自然史博物館に行きました。

ここもコロナ対策で予約が必要とのことでしたが、当日キャンセルがあれば入れます。30 分待ったら入れました。

何歳になっても恐竜の骨を見るとワクワクします。

ここの博物館の目玉、ドードー。不思議の国のアリスでも登場します。

ダミアン・ハーストの有名なホルマリン漬け。初めて生で見ました。
そういえば、最近ドレイクの新しいアルバムのジャケットもデザインしていましたね。

たぶん始祖鳥!可愛い。

 ナルニア国物語の例の扉

ナルニア国物語の作者 C.S. ルイスが着想を得たという扉。
ちなみに、扉の上にいるファウヌス(半人半ヤギ)は、主人公がナルニア国で最初に出会う生き物です。

The Independent Cafe

クライストチャーチの向かいに良さげなカフェがあり、ずっと気になっていました。

歩き疲れてしまったので The Independent Cafe でゆっくりすることにしました。

小腹が減ったのでブラウニーも注文。何種類かありましたが、オレンジを選んだら「Good choice!」と褒められました。

広くて席数も多く落ち着いた雰囲気で各々が作業に没頭しています。コンセントも至るところにあります。

個人的にオックスフォードで一番好きなカフェです。YouTube を見ながらくつろぎました。

Waterstones cafe

オックスフォードの大型ショッピングセンター「Westgate」でぶらぶらした後、19時発の電車まで時間があったのと、段々と寒くなってきたので大手書店「Waterstones」のカフェで時間を潰しました。

ほとんどのカフェが17時で閉まってしまうので、18時まで営業しているカフェは貴重です。学生の街とあって、店内はパソコンで課題に取り組む学生さんばかり。ここで勉強したらモチベが上がりそうです。

余談ですが、秋篠宮文仁親王の「テムズとともに」というオックスフォード大学留学時の日記があるのですが、その英訳版が欲しくて店員に探してもらいましたが、プリント版はもうないとのこと。オックスフォードの本屋なら売っているかと思いましたが、残念。

1泊2日でしたが、オックスフォードを十分楽しめました。オックスフォードの近くにはアウトレットモールもあるらしくロンドンからそこまで遠くないので、また来てみたいです。

テムズとともに -英国の二年間- (学習院教養新書 7)

 

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magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

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