スポンサーリンク

旅行

瀬戸内国際芸術祭2022に一人旅してきた(小豆島・豊島編) 2/2

前回の記事の続きです。

2日目は、小豆島と豊島に行ってきました。

1つの島につき、1日かけた方がゆっくり楽しめて良いのかもしれませんが、次の日が雨なのでこの日に詰め込みました。

この日は予定が詰まっているので、朝6時45分のフェリーに乗りました。無事早起きできて良かったです・・・1時間半くらいの船旅で小豆島の土庄町に到着します。

小豆島は20世紀初頭に日本で初めてオリーブの栽培に成功した地としても知られています。

オリーブの木がいろんな場所に植えられていて、イタリア旅行した時のことを思い出しました。

もはや小豆島のシンボルになっているアート作品「太陽の贈り物」がお出迎え。

世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコさんによる作品「対極の美ー無限に続く円ー」も土庄港で見られます。ラスボス感半端ないですね・・・

シェアライドで電動アシスト自転車を借りて土庄町の中心地に向かいます。

早起きでお腹が空いたので、まずはカフェ「バジリコ」に行きました。優しそうな雰囲気のご夫妻が切り盛りされています。

僕はフレンチトーストとコーヒーを注文しました。

このフレンチトーストとコーヒーの組み合わせ、最高ですね。とても美味しかったです。器もこだわりがあってお洒落です。

土庄町の旧役場にある検温所で検温済みシールをもらい、その近くにある「立入禁止」を見て来ました。そこに立入禁止という札があることで、「この先に何があるんだろう?」と想像力がかき立てられます。

パンフレットの解説も面白いですね。土庄町の国際姉妹島はギリシアのミロス島だそうです。確かにわかるような気がします。

旧役場の前には、ギネスブックに登録されている世界一狭い海峡があります。

旧役場の隣から「迷路のまち」に入れます。この通りにも作品がいくつかあります。

ヌオー?絶妙にキモいw

古民家の中に白い迷路が縦横無尽に広がる作品「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」。

民家に囲まれた普通の空き地に突如現れるアルミの木。ソピアップ・ピッチさんによる「La Dance」です。アルミと自然の木の融合により、カンボジアの歴史や記憶を木に刻んだ作品とのこと。

スタシス・エイドリゲヴィチウスさんの「ともだち」という作品。

西光寺の三重塔と石塀が美しい小径。

”咳をしても一人”という句で有名な尾崎放哉も小豆島とゆかりのある人物です。

西光寺の階段を登るのは大変ですが、見晴らしが良くて土庄町を見渡せます。

恋人の聖地、エンジェルロードを一人で歩きます。干潮の時は道が現れ、満潮になると道は無くなります。事前に時間帯をチェックするのがおすすめです。

小豆島でHello Cyclingで電動アシスト付き自転車を利用したのですが、結構お/便利だったのでおすすめです。

アニメ「からかい上手の高木さん」の聖地(土庄町全体がすでに聖地ですが)の鹿島明神社。神社から海が見える美しい景色。

小豆島はそうめんが有名です。せっかくなら食べたいなと思い、土庄港の近くにある銀四郎というお店に行きました。半分ほど食べたら、ガーリックが入ったオリーブオイルを入れることで味変ができます。意外な組み合わせですが、美味しかったです。

銀四郎でオリーブサイダーも買いました。オリーブの香りがする爽やかなサイダーで暑い日にぴったり。

サイダーを飲みながら豊島行きのフェリーを待ちました。

小豆島からフェリーで豊島(家浦)に到着。

豊島美術館の予約時間まで時間があったので、家浦港の近くにあるイオベット&ポンズさんの作品「勝者はいない─マルチ・バスケットボール」がある公園に行きました。こちらは実際にバスケットボールをゴールに向かって投げることができます。

ちょうど良い時間のバスが行ってしまったので、唐櫃から徒歩で豊島美術館へ。傾斜はそこまでキツくはないですが、山の上にあるので汗だらだら。

豊島美術館到着!防空壕みたいな受付です。

見晴らしが最高です。ここに座って景色を見ながらゆっくり寛ぐこともできます。

展示物に向かう途中にあるベンチからの景色。

こちらがメインの展示物。写真撮影は禁止されているので外観だけ。

芸術祭のパスポートは対象外で、チケット代がそこそこかかるので行くか迷ったのですが、絶対に行く価値があります。展示物は一つだけでしたが、1時間くらいこのドームの中にいたと思います。心が洗われます。

銀色のスツール。受注生産で購入できるようです。

豊島美術館付近のバス停からの景色。ここから、家浦港に向かいました。

横尾忠則さんの作品が展示されている「豊島横尾館」。トイレも作品の一部になっていてユーモアを感じました。

閉館ギリギリの滑り込みで見た大竹伸朗さんの作品「針工場」。針製造工場と漁船という普通なら出会わない二つを合体させた作品。全く異なる二つが違和感なく溶け込んでいるのが面白いですね。

フェリーの出発までたっぷり時間があったので「てしまのまど」というカフェに行きました。

気温が30度近くあったのでアイスラテを注文。疲れた体に沁みます。アートやカルチャー系の本が棚に並んでいて、お店の方の趣味を垣間見れます。

フェリーで宇野港に戻り、夜は「たまの湯」という天然温泉施設で疲れを癒しました。芸術祭のパスポートがあると少しだけ安くなります。宇野港周辺で泊まっている方にはおすすめです。

以上、小豆島と豊島編でした。

3日目は宇野港周辺や倉敷を回りました。こちらも紹介しようと思いましたが、記事にする体力がないので短い動画にまとめてみました笑

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

The following two tabs change content below.
アバター画像

magiyama

1992年生まれ。名古屋・京都・東京を転々とし、現在はイギリスに拠点を移しブロガー兼フリーランス翻訳者として試行錯誤する毎日を送っている。ロンドンから生の音楽シーンやカルチャーを届ける他、一生モノのプロダクトを紹介。趣味はマジックとけん玉。

スポンサーリンク



-旅行