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ブラウンの電卓を手元に。計算が楽しくなるタイムレスなデザイン
2019/07/08
ずっと欲しかったブラウン(BRAUN)の電卓を購入しました。
昔、どこかの雑誌でiPhoneの電卓アプリは、「ブラウンの電卓」のデザインを参考にしているという記事を読んだことがあります。
それからずっと気になっていたんですが、Amazon(UK)でたまたま見つけ、そこまで高くなかったのでポチりました。
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外箱からワクワクします
黒と白がありましたが、ポップでかわいい白にしました。
外箱は極めてシンプルで電卓の写真が印刷されています。
電卓なのに、まるでApple製品の箱を開けるときのようなワクワク感がありますね...
電卓には珍しいカバー
はい、ご対面。
銀色のリボンを引くと簡単に製品を取り出せます。優しい配慮。
電卓には珍しくカバー付きです。
カバーを裏返しにすれば、カバーを付けたまま操作が可能です。
視認性の高い機能的なデザイン
これがブラウンの電卓。
シンプルで美しいデザインです。持ってみると、意外と軽めです。
ボタンが丸くて可愛いですね。適度な厚みがあって押しやすいです。
ブラウンの電卓はただのお洒落な電卓ではなく、使いやすさを重視したデザインとなっています。
たとえば、色を最小限に抑えて最も大切な「=」ボタンだけ黄色にすることで、視覚的に押し間違えを防いでいます。
ブラウン製品の多くを手がけた工業デザイナーのDieter Rams(ディーター・ラムス)氏は「Less, but better(より少なく、しかしより良く)」という言葉を残しています。
この言葉がよく表されたデザインだと思います。
Apple製品に影響を与えたデザイン
ディーター・ラムスのデザインは、iPodやiPhoneをデザインしたAppleのジョナサン・アイブに影響を与えました。
冒頭にも書きましたが、特に初期iPhoneの電卓アプリは1987年にブラウンが発売したET66をモデルにしたという話が有名です。
たまたまロンドンのデザインミュージアムでET66を見つけました。
僕が購入したのはET66の復刻版と呼ばれているものですが、デザインはほとんど変わっていませんね。それほど完成されたタイムレスなデザインなのでしょう。
ロンドンのデザインミュージアムにはブラウン製品のほか、Apple製品や名作チェアなどが展示されていて面白いです。
名作プロダクトをそばに
手元に名作プロダクトがあると気分が上がりますね。
大変な仕事があっても、こうしたワクワクするデザインがあるだけでテンションが上がります。
会社員時代は営業職だったので、電卓を毎日のように持ち歩いていました。今はそこまで電卓を必要ではありませんが、この電卓のおかげでちょっとした計算をするのが楽しみになります。
特別な理由がない限り電卓を買い換えることはないと思うので、ずっとこのブラウンの電卓を使っていきたいなと考えています。
これをきっかけにディーター・ラムスが手がけた名作プロダクトを集めたくなりました。ベルリンに行ったら、ブラウンミュージアムに行ってみたいです・・・
magiyama
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