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音楽

【プロ野球】選手登場曲がセンスあふれるチームを独断と偏見でランキングしてみた~セリーグ編~2019

2019年のプロ野球ペナントレースも半分が過ぎて、各チームの様相がある程度わかってきましたよね。僕は阪神ファンなのですが、貯金と借金の一進一退で、やきもきしながらも楽しくTV観戦しています。欲を言えばもう少し派手なホームランを見たいところです。

さて、球場での「音楽」といえば、各選手の応援歌やチャンステーマなどが印象深いと思いますが、僕が注目しているのは、選手の個性が出ていて面白い「選手登場曲」です。

選手登場曲とは、選手がバッターボックスあるいはマウンドに登場する際に流れる個人個人のテーマ曲のことで、基本的に選手が好みの曲を選択していることが多いです。やはり球場で流れるということで、誰もが知っている曲や盛り上がる曲、元気の出る歌詞の曲をチョイスしている選手が多いのですが、そんな中、Culintoの琴線に触れるようなマニアックな曲選択をしている選手もいます。

そこで今回は、各球団の選手がそれぞれ設定している登場曲を球団単位で見比べ、どのチームがセンスを感じる登場曲をチョイスしているのか、独断と偏見でランキングしていこうと思います。以前はパリーグ6球団についてまとめたので、今回はセリーグについて比較していきたいと思います。

前回の記事「パリーグ編」はこちら。

【プロ野球】選手登場曲がセンスあふれるチームを独断と偏見でランキングしてみた~パリーグ編~

尚、各チームの全選手を対象とすると非常に数が多くなるため、2019年の開幕スタメンオーダーの登場曲を比較対象とします。

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第1位 中日ドラゴンズ

打順(守備) 選手 登場曲
1(右) 平田 WE WILL ROCK YOU - QUEEN
2(中) 大島 ズッコケ男道 - 関ジャニ ∞(第1,2打席)、キング オブ 男! - 関ジャニ ∞(第3打席以降)
3(左) アルモンテ Culpables - Ala Jaza
4(一) ビシエド El Mio Tu Si Suenas ‐ Los Desiguales
5(遊) 堂上 On Our Way - The Royal Concept
6(三) 高橋周 Pretender ‐ Official髭男dism(奇数打席)、パプリカ - Foorin(偶数打席)
7(二) 阿部 彩~Aja~ - サザンオールスターズ
8(捕) 加藤 ONE LIFE - SEAMO
9(投) 笠原 英雄 - doa

参考:中日ドラゴンズHP:選手テーマ曲(2019/7/13時点)

僕が独断と偏見でランキングする、選手登場曲がセンスあふれるチーム、セリーグ編の1位は、「中日ドラゴンズ」です。

1位に選んだ理由は、全体的に老若男女が聴きやすい曲でありながら、個性が出ていてバリエーションがあるという点です。

まず平田選手の、誰もが知っているQUEENの名曲「WE WILL ROCK YOU」に始まり、ジャニーズや外国人選手の母国の曲も挟みつつ、高橋選手は近年の流行をおさえた選曲。

もし、開幕スタメン選手の登場曲で一枚のアルバムを作ると考えたときに、”最もリピート再生するだろうな”と感じるのがドラゴンズの面々の選曲でした。

余談ですが、「パプリカ」は、聴くたびにじわじわと良くなってくる名曲ですよね。僕的には第一印象はいまいちだったのですが、聴けば聴くほど歌詞と郷愁感のあるメロディが心にしみて、今では耳にするだけで泣きそうになるほどです。オリンピックに向けてもっともっと聴いていきたい楽曲です。

 

第2位 阪神タイガース

打順(守備) 選手 登場曲
1(遊) 木浪 HandClap - Fitz and the Tantrums
2(中) 近本 ドラマ - C&K
3(右) 糸井 SHAKE - SMAP
4(三) 大山 In the Morning - Mrs. GREEN APPLE
5(左) 福留 It's Time  - Imagine Dragons
6(一) ナバーロ Body - Loud Luxury
7(二) 糸原 誓いの歌 - FREAK
8(捕) 梅野 Life - Bigfumi
9(投) メッセンジャー Nevadian - Shorty T da Gator

参考:阪神タイガースHP:選手テーマソング(2019/7/12時点)

第2位は、僕が長年ファンをやっている阪神タイガース。

タイガースの面々のチョイスは、HIPHOP系が少なく、元気が出る爽やかな曲が多い印象。

近本選手の「ドラマ」、大山選手の「In the Morning」、梅野選手の「Life」など、青空の下で聴きたくなる、スポーツにぴったりの選曲だと思います。特に梅野選手の「Life」は耳なじみが良く、阪神の選手テーマ曲と言えば、僕はまずこれを思い浮かべますね。Bigfumiさんの代表曲が2018年に梅野選手ver.となり、
2018年夏に「Life-4460mix」として発表されています。

それぞれの選手がたくさん登場曲を持っているわけではなく、一人一曲というところにも美学を感じます。

 

第3位 東京ヤクルトスワローズ

打順(守備) 選手 登場曲
1(一) 坂口 Your Turn - lecca
2(中) 青木 HOWEVER - GLAY
3(二) 山田 遠くの空指さすんだ - GReeeeN、StaRt - Mrs. GREEN APPLE、ALIVE - SOUL'd OUT、ロマンチシズム - Mrs. GREEN APPLE、キズナ - Hi-Fi CAMP
4(左) バレンティン Con Calma (feat. Snow) - ダディー・ヤンキー(第1打席)、La Romana (feat. El Alfa) - バッド・バニー(第2打席)、Hoy Me Desacato(Dale Pipo Remix)feat.Nacho,Noriel&El Alfa - Bulova(第3打席)、Con calma -mambo versión ‐ Omega El fuert (第4打席)
5(右) 雄平 終わりなき旅 - Mr.Children(第1,4打席)、RISE- 宮田悟志(第2,3打席)
6(三) 村上 - GReeeeN(奇数打席)、I CANEXPRESS(偶数打席)
7(遊) 廣岡 ビバ★ロック - ORANGE RANGE 、HONEY BEAT - V6 、Do It For Love - 安室奈美恵
8(捕) 中村 輝きだして走ってく - サンボマスター
9(遊) 小川 Flying B - AK-69

参考:東京ヤクルトスワローズHP:選手登場曲(2019/7/16時点)

第3位にスワローズを選んだ理由は、なんと言っても青木選手の「HOWEVER」。山田選手やバレンティン選手が沢山の楽曲を使用する中、青木選手の一曲勝負には男らしさを感じます。

また、山田選手の選曲も全体的に爽やかでイメージにぴったりですし、廣岡選手の「HONEY BEAT」は、知名度こそそれほど高くはないですが、キャッチーな良曲です。数あるジャニーズ曲の中で、この曲を選ぶというのはなかなかのセンスを感じます。

 

以降は順位横並び。紹介のみしたいと思います。

4位以降は3球団横並びです。今回上位にはしませんでしたが、どの球団もカラーが出ていて面白い。紹介のみさせていただきます。

広島東洋カープ

打順(守備) 選手 登場曲
1(遊) 田中広 笑顔 - いきものがかり、逆転満塁ホ→ムラン☆♪。 - ハジ→
2(二) 菊池 #33 - Mebius、涼介 - 山本圭壱
3(左) 西川 マリーゴールド - あいみょん
4(右) 鈴木 Bang Bang - Jessie J, Ariana Grande & Nicki Minaj
5(一) 松山 アンパンマンたいそう - ドリーミング、オールドファッション - back number、MOTTO - back number、雑草 - HIKAKIN&SEIKIN
6(中) 野間 Dragostea Din Tei - O-Zone
7(捕) 會澤 Get Wild - TM NETWORK、Butter-Fly - 和田光司
8(三) 安部 It’s My Life - Bon Jovi
9(投) 大瀬良 大地 ~炎のナンバー~ - 松前香帆

参考:2019年 広島東洋カープ 選手登場曲まとめ(2019/7/13時点)

カープの登場曲はJPOPが中心です。流行りものから懐メロ、アニメソングまで幅広いですが、インパクトのある選曲は特にありませんでした。

松山選手は自身のイメージ合わせた「アンパンマン体操」に加え、安定のback number、そしてYoutubeもチェックしているということがうかがえますね。

個人的にテンションの上がるチョイスは會澤選手。どちらも日本を代表するアニメのテーマソングで、曲としてもシンプルで格好いい。センスあるチョイスですよね。

 

読売ジャイアンツ

打順(守備) 選手 登場曲
1(二) 吉川尚 オレガヤレバ - 寿君、DDU-DU DDU-DU - BLACKPINK、THE RED MAGIC BEYOND - AK-69、Gashina - Sunmi
2(遊) 坂本 Tie Me Down - Gryffin & Elley Duhé、カンジルママニ (#6 ver.) - maaboo、KINGPIN FOR SAKAMOTO - AK-69、キセキ - GreeeeN
3(中) あなただけ見つめてる - 大黒摩季、君が好きだと叫びたい - BAAD、マイ フレンド - ZARD、世界が終るまでは・・・ - WANDS
4(一) 岡本 Breakthrough - TWICE、彩~Aja~ - サザンオールスターズ、ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~ - サザンオールスターズ、シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA - サザンオールスターズ
5(右) Shake Ya Tailfeather - Nelly ft. P. Diddy & Murphy Lee、Numb/Encore - Linkin Park feat. Jay-Z
6(左) 亀井 春色。 - ハジ→
7(三) 田中俊 手をたたけ - NICO Touches the Walls
8(捕) 小林 走りだそう - FUNKY MONKEY BABYS
9(投) 菅野 Change - SHE'S、Finally - 安室奈美恵

参考:東京読売巨人軍HP:選手テーマ曲・スタジアムミュージック(2019/7/16時点)

ジャイアンツはやはり丸選手の印象が強いですね。怒涛のスラムダンク。

坂本選手が「キセキ」を使用しているというのは好印象です。坂本×キセキという、王道感。スター選手にぴったりの楽曲です。また田中俊選手の登場曲「手をたたけ」は元気が出るメロディと歌詞であり、個人的に好きな楽曲です。僕の学生時代によく聴いていました。

 

横浜DeNAベイスターズ

打順(守備) 選手 登場曲
1(右) 梶谷 Way Back Home - SHAUN (第1・4打席)、Life Goes On - 導楽(第2・5打席)、FAMILY - A.F.R.O (第3・6打席)
2(中) 楠本 ライトスタンド - ベリーグッドマン
3(二) ソト Dios Nunca Falla - Madiel Lara
4(左) 筒香 Flying B - AK-69(第1打席)、I Love My City - Ernest K(第2打席)、Divine Wind-KAMIKAZE- - AK-69(第3打席)、DingDingDong~心の鐘~ - AK-69(第4打席)
5(三) 宮崎 心絵 ‐ ロード・オブ・メジャー
6(一) ロペス Justicia - Silvestre Dangond, Natti Natasha(奇数打席)、El Hacha - Franco & Oscarcito (偶数打席)
7(捕) 伊藤光 ジブンシダイ - BUZZ THE BEARS(第1打席)、ホーム - BUZZ THE BEARS(第2打席)、夢の続き - BUZZ THE BEARS(第3打席)、全てを - BUZZ THE BEARS(第4打席)
8(遊) 大和 Jump Around (Extended Mix) - MIXED BY DJ NANA(第1打席)、Banana Bounce (RadioEdit) - Juan Alcaraz(第2打席)、シャナナ☆ (English Ver.) - シェネル(Che’Nelle)(第3打席)、Jump&Sweat(feat.Sanjin)- Garmiani(第4打席)
9(投) 今永 On Fire - AK-69,般若,青山テルマ

参考:横浜DeNAベイスターズHP:選手登場曲(2019/7/12時点)

ベイスターズの登場曲で印象的なのは、選手のイメージとは異なった選曲が多いこと。

例えば大和選手は、プレーヤーとしてはいぶし銀のイメージなのですが、選曲からはパリピ感が漂ってきます。アゲアゲのEDMでテンションを上げて打席に入れるのは良さそうですね。また勝手なイメージで、今永選手はクラシックが似合うようなタイプと思っていましたが、登場曲には渋めなHIPHOP系の楽曲をチョイスしています。逆に宮崎選手はHIPHOPが好きそうな印象でしたが、おなじみの野球アニメソング「心絵」に乗せて爽やかに登場します。

 

まとめ

セパ両リーグの開幕スタメン選手の登場曲をまとめてみて感じたのは、プロ野球選手は曲の好みがけっこう偏っているということです。

HIPHOP好きが多く、あとはEDMや、GreeeeNやファンモン的な応援ソングが人気だという印象を持ちました。観戦はもちろんですが、プロ野球中継でも、選手登場曲はそれなりに聞き取れるので、登場曲に注目して野球を見てみると、また違った楽しみ方ができると思います。

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1990年生まれ。兵庫県在住の会社員。無理しない範囲で、質の高いプロダクトを収集している。趣味はジャグリングとストリートダンス動画鑑賞。

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