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イギリスのブランド11選!10年先も愛用したいモノたち。
2018/12/04
イギリスブランドが大好きで、これまでたくさん集めてきました。
つい人に語りたくなるような歴史と、長く使えるクラッシックデザイン。機能性を重視したハイクオリティな製品がイギリスブランドの魅力です。
定番ではありながらも、使い方や手入れによってその人の個性が出るところも面白いところですね。
今回の記事では、そんなイギリスブランドを集めてみました。すべて僕がずっと愛用しているモノです。
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1.グレンロイヤルの長財布「Round Long Purse」
Glenroyal(グレンロイヤル)は、1979年に設立されたスコットランドのレザーブランド。
ブライドルレザーを使った高品質な革製品を作っています。
英国の革財布と言えば、「ホワイトハウスコックス」「エッティンガー」「スマイソン」あたりの方が知名度があるかもしれません。
グレンロイヤルは感覚的に海外よりも日本で知名度がある印象です。
僕は丸の内のBRITISH MADE(ブリティッシュメイド)さんで「Round Long Purse」という長財布を購入しました。社会人2年目のボーナスで買った自分へのご褒美です。
ブライドルレザーのクオリティと洗練されたデザインに惹かれました。
黒に金という組み合わせが上品で、長年持っていてもまったく飽きません。
「La La Begin」という雑誌があります。
女性誌ですが、男から見ても面白くて毎号楽しみにしている雑誌です。この雑誌でもGlenroyal はたびたび特集されていて、見ていると欲しくなります。
LaLaBegin 10・11 2018 (Begin10月号臨時増刊)
女性誌で取り上げられていように、グレンロイヤル は女性が持っていてもオシャレな革財布です。
僕の持っている Round Long Purse はもともと女性向けに作られた財布ではないかと勝手に思っています。スナップボタンあたりのデザイン的に。
財布以外にもブックカバーもおすすめです。1万前後で購入でき、プレゼントに最適だと思います。僕もプレゼントで渡したことがあります。
2.ブレディのフィッシングバッグ「STOUR」
Brady(ブレディ)はイギリスの老舗カバンメーカーです。
主に釣り用のフィッシングバッグを作っています。130年以上の歴史あるブランドであり、高品質なバックが評判です。
僕が持っているのは「STOUR」という小さめバッグ。
コンパクトでありながら、マチがあり意外とたくさんのモノが入ります。カメラやタブレットを入れるのにちょうどよいサイズだと思います。
サイドには高級感のある真鍮製のリング。細部にブライドルレザーが使われ、キャンバス生地には防水加工が施されています。
クラッシックなデザインがたまらないですね。経年変化が楽しめ、長く使えるバッグです。
3.パーカーのボールペン
パーカー(Parker)はイギリスの老舗文房具メーカー。英国王室から2つのロイヤルワラント(エリザベス女王、チャールズ皇太子)が与えられています。
もともとジョージ・サッフォード・パーカ氏がアメリカで創業した会社ですが、1987年にイギリス資本となり、本社はイギリスに移りました。
パーカーの有名な話は、1945年の第二次世界大戦終結の際、アイゼンハウワーとマッカーサーが調印で使用されたこと。別名「平和のためのボールペン」とも呼ばれています。特にデュオフォールドは和平の際にたびたび使用されています。
パーカーのボールペンは、クリップが矢羽になっているのが特徴。
黒と金の組み合わせが高級感があります。僕は新しくボールペンを買わず、ずっとこの1本のパーカーを愛用しています。
交換用の芯は少々高いですが、長く愛用できるボールペンです。
パーカー ボールペン 油性 ソネット マットブラックGT 1950876 正規輸入品
4.ジョンストンズのストール
ジョンストンズは、1797年にスコットランド創業された高級生地メーカーです。200年以上の歴史がある
ジョンストンズといえば、カシミヤ生地のストールが有名です。高級生地なので、余裕で4〜5万円はしますね...
ストールにここまで出すか出さないかは悩みどころですが、長く使いたいストールが欲しい方はぜひジョンストンズを。10年以上愛用できれば、1年あたり5000円くらいです。
5.ドクターマーチンの3ホール
ドクターマーチンは若者から大人まで人気の革靴ブランド。ドイツ人医師クラウス・マーチン氏が第二次世界大戦中にエアクッションソールを開発。ブランド名は、その医師の名前が由来です。
モッズやパンクなどのカルチャーを象徴するブランドでもあります。
マーチンの3ホールといえば、1461シリーズが定番。ローカットで3ホール、光沢を持つスムーズレザーが特徴です。
僕が持っているのも1461です。ステッチは定番の黄色ではなく、黒色のものを選びました。
「ワタシノアシモト」vol.2 Culinto運営者/フリーランス翻訳者 Magiyamaさん ドクターマーチンの黒ステッチ
現在発売されているマーチンの靴のほとんどが、タイや中国の工場で生産されています。
イギリスに工場自体はまだあるそうで、約50名で少量生産されているとのこと。もちろん、アジア製に比べると高価。4万円前後します。品質を重視するならイギリス製を狙いたいところ......
6.イギリス製ニューバランス
ニューバランス自体はアメリカブランドですが、一部のモデルに「イギリス製」が存在します。
アメリカ製やイギリス製は少量生産のため、安価なアジア製に比べると少々高価ですが、品質重視で作られています。
イギリス製が生産されるのはフリンビー工場(カンブリア地方)。1982年から現在に至るまでこの工場の熟練した職人によって作られています。
イギリス旅行の際には、ニューバランスを探してみてください。
7.マーガレット・ハウエルのボーダー
「マーガレット・ハウエル(Margaret Howell)」はイギリスの有名デザイナーによるブランド。彼女は英国王室から大英帝国勲位コマンダーを受賞しています。
シンプルだけど、良質で何年先も着られるデザインの服を提供しています。白シャツやボーダーが定番です。また服だけでなく、雑貨や日用品も作っています。
日本では「MHL」が有名ですよね。こちらは日本向けのカジュアルラインです。マーガレット・ハウエルが考えるシーズンのテーマに合わせて、日本で商品が企画デザインされているとのこと。
イギリスでは、サンプルセールが年2回(3月と9月)に開かれ、そこではマーガレット・ハウエル製品がより安く手に入ります。イギリス旅行と重なれば、そこを狙ってみるのもアリですね。
8.マッキントッシュのコート
マッキントッシュ(MACKINTOSH)は、1846年に創業。100年以上の歴史があるスコットランドのアウターブランドです。
イギリスの3大コートブランドと言えば、『バーバリー』『アクアスキュータム』、そして『マッキントッシュ』。
マッキントッシュはゴム引きのレインコートが有名です。
ゴムなので、防水性に優れています。レインコートのことを英語で「MAC」と呼ぶことがありますが、これはマッキントッシュが由来です。
ゴム引きコートはアウターやファッションというより、もはや「ツール」と呼ぶのがふさわしいかもしれません。それほど、機能性重視のコートです。
この「100 Secrets of MACKINTOSH」がご覧ください。きっとマッキントッシュのコートが欲しくなります......
ゴム引きコートのデメリットは、湿気の多い日本だと蒸れるかもしれないこと(特に満員電車)。一応、脇あたりに穴が空いているので通気性は確保されています。それを踏まえても、やっぱり憧れてしまうのはマッキントッシュの魅力。
僕はゴム引きコートではなく、ウールのコートを買いました。ゴムではないので防水性はありませんが、ウールなので扱いやすく、暖かくて快適なのは間違いありません。
しかし、やはりゴム引きコートに対する未練や憧れはあります。いつか手に入れたいアウターのひとつです。
マッキントッシュ MACKINTOSH ゴム引きコート ダヌーン ネイビー 38
9.『バブアー』のオイルドジャケット
バブアー(Barbour)は、1894年創業の老舗アウトドアブランド。
バブアーはこのブログでもたびたび取り上げています。バブアーと言えば、オイルドジャケットが定番です。
マッキントッシュのゴム引きコートもそうですが、バブアーのオイルドジャケットも機能性を重視した「ツール」という言葉がぴったり。
ジャケットにオイルを染み込ませることで、防水加工を施しています。オイルなので、ほんのりと匂いがあり、触ると少しだけベタベタします。
そこが気になる人はバブアーのオイルドジャケットはオススメできません。しかし、逆にその無骨さがカッコイイと思えるなら、ぜひ手に入れましょう。
オイルはだんだんと抜けていきますので、だんだんと気にならなくなります。ただ耐久性と防水効果はなくなってしまうので、必要であれば、オイルを塗りこむ作業(リプルーフ)を行います。
もちろん自分でもできますし、東京にラヴァレックスというクリーニング屋があります。
そこでは1万円ほどでリプルーフとクリニーングを代行してくれます。マッキントッシュのゴム引きコートも引き受けてくれる数少ないお店です。
10.『ラベンハム』のキルティングジャケット
ラベンハム(LAVENHAM)は1969年創業のブランド。馬用のブランケットから、ラベンハムというブランドを象徴する「キルティングジャケット」が生まれます。
このキルティングジャケットはナイロン性ですが、光沢は控えめで気品があります。オンオフ問わず、気軽に着られます。
全て職人の手によって、丁寧に作られています▽▽
https://www.youtube.com/watch?v=6tCEt9zQCAg
僕が購入したのは「デンハム」というモデル。
タグを見ると、検品担当者の名前が確認できます。
真冬は寒いかもしれませんが、秋や春頃には大活躍間違いなし。
軽くて、多少雑に扱ってもシワになりにくいので営業マンには最適です。
11.『グローバーオール』のダッフルコート
グローバーオール(GLOVERALL)は1951年創業の老舗アパレルメーカー。
最も有名な製品はダッフルコートです。グローバーオールは軍服の防寒着であるダッフルコートをタウンユース向けに改良することで、ファッションアイテムに進化させました。
グローバーオールのダッフルコートはまるで毛布に包まって歩いているかのような重厚感と安心感があります。
これさえあれば、大寒波なんてへっちゃら。僕も営業マン時代に雪の日も外回りをしていましが、グローバーオールのダッフルコートを着ていたのでなんとか風邪を引かずに済みました。
人気があるのはMONTY(モンティ)というシリーズ。僕は、古着でMONTY555を購入してトグルを新しく交換しました。
まとめ
僕が実際に所持して愛用しているイギリスブランドを紹介しました。
イギリスブランドは「機能性」を最優先に考えている点に魅力があります。
同じ値段でも、ブランドの広告料が大部分を占めるチープな製品より、やはり「品質」や「機能性」の追求が前提にあるモノにお金を出したいです。
そのニーズをうまく満たしてくれるのが、伝統に裏打ちされたイギリスブランドです。
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9~11と若干被っていますが、アウターについてこちらで詳しく紹介しています。
magiyama
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